
八尾市の小学校3校で、ペットボトルキャップを集め、その売却益をワクチンの寄付等に充てるとともに、集めたペットボトルキャップをリサイクルした再生品が寄贈元に還元される「クローバーキャップリサイクル」の取り組みが始まっています。
エコキャップ運動は、全国各地の学校などで取り組まれているが、「クローバーキャップリサイクル」に取り組む学校は大阪府内では初めての取り組みです。
「クローバーキャップリサイクル」は財団法人児童憲章愛の会(東京都文京区 美平 照王会長)が中心となって取り組んでいる“エコキャップ運動”の一つ。
エコキャップ運動は、学校で児童らがペットボトルキャップを集めてエコキャップ運動に取り組む環境団体に寄贈し、ペットボトルキャップの売却益で発展途上国の子どもたち等のためにワクチンの寄付等に充てる活動ですが、「クローバーキャップリサイクル」は、ワクチン費用の寄付に加え、寄贈したペットボトルキャップを使って作られるフラワースタンドなどの再生品が学校に贈られるしくみ。地域の企業や団体が、リサイクルチケットやペットボトルキャップ再生品を購入し、学校に寄付することで、配送等の経済面などの活動支援を行うものです。
通常のエコキャップ運動との違いは、集めたペットボトルキャップが、ワクチンの寄付等に充てられるだけでなく、寄贈したペットボトルキャップが再生品として、自分たちの元に「戻ってくる」点。それにより循環型社会の取り組みに参加していることが、より一層実感できる取り組みとなっています。また、ペットボトルキャップ再生品は、学校などの整備において、ウッドデッキなどを造成する際の代用資材としても加工されて使われ出しています。

八尾市内では、志紀小学校、山本小学校、南高安小学校の3つの小学校で、今年度から取り組みを開始。7日には、そのうちの一校である八尾市立志紀小学校(渡邊益己(わたなべ ますじ)校長 児童数1,146人)で集めたペットボトルキャップを財団法人児童憲章愛の会役員に手渡す「贈呈式」が行われました。
同校では、児童らが5月からペットボトルキャップを集めだし、登校時には、同校児童会ボランティア委員会の児童らが校門の前に立って、「キャップお願いします」と呼びかけているといい、約1ヵ月で約4,000個、重さにして9kg弱相当を集めました。
贈呈式では、児童らが段ボール箱一杯にペットボトルキャップを詰め、財団法人児童憲章愛の会の後藤直理事長に手渡しました。ボランティア委員会班長の田中勇気さんは「社会に役立つので、これからも頑張ってペットボトルキャップを集めたい」と話していました。市教育委員会事務局指導課では、「3校での取り組みも含めて、環境教育の取り組みを推進していきたい」と話しています。