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救急業務の充実にと善意の寄附

[2010年6月22日]

救急車購入に市民から1500万円


田中市長から感謝状を受け取る小角さん

 消防救急体制の充実のために、高度な救命設備を設置した高規格救急車の購入に役立ててと、学校法人志紀学園理事長小角道男さんが八尾市に1500万円を寄付。八尾市役所で18日、田中誠太八尾市長から小角さんに感謝状が贈られました。

 八尾市では現在、高規格救急車6台で救急業務を行っており、平成21年中は、13462件救急出動している。救急車の適正利用などの呼びかけの効果もあり、前年より0.6%減少、ピーク時の平成18年から7.3%減少しているものの、10年前と比べると約21%増加。
 1台あたりの年間出動回数の平均は約2200回にのぼり、各車1日あたりで6回出動している計算になります。
 このように救急車の使用頻度は高く、走行距離は5年で15万kmに達し、老朽化も早い現状です。
 市消防本部では、今年度は2台の更新が必要で、高規格救急車の購入には、設置する設備により異なるものの1台2700万円程度かかるといい、厳しい市の財政状況の中で負担となっています。

 市内で幼稚園や保育園を経営する小角さんは、市の消防団長を務めるなど、市の消防活動に積極的に協力しておられ、消防団の活動に携わるなかで、市の救急車の更新が必要だということを聞き、市民が安心して生活できるように救急車の整備に役立ててもらおうと寄付を決めたそうです。

 市消防本部では、救急の出動件数は今後も非常に多い件数で推移すると予想しており、この寄付を受け「ご好意を生かし、救急体制の充実に向け取り組んでいきたい」としています。

 感謝状の贈呈式で田中市長は「日頃から消防団を取りまとめていただき、感謝している。これからも消防力の充実に全力をあげていきたい」と小角さんに感謝の言葉を述べました。

 小角さんは「これからも消防団の業務を通して、安全で安心なまちづくりに協力していきたい」と話していました。


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