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第3号 ~市民のスポーツ球場「山本球場」~

[2016年1月22日]

市民のスポーツ球場「山本球場」

山上鉄道のイメージイラスト

市内の球児や野球・ソフトボール愛好家のホームグラウンドとして多く利用され、「やまきゅう」の愛称で親しまれている「山本球場」。
 もともとこの球場は、昭和13年に住友関係グループ各社の社員の福利厚生施設「住友野球場」として竣工され、昭和25年に(株)近畿日本鉄道が買収し、プロ球団「近鉄パールズ」2軍選手の練習場として使用されていました。その後、昭和31年11月に八尾市に移管され、今年で55歳を迎えます。
 山本球場は、全国野球大会や国体などの会場としても使用されました。昭和41年10月には常陸宮杯準公式野球大会のため同球場を訪れた常陸宮御夫妻を案内する直木賞作家・今東光氏の姿も見ることができるなど、さまざまな催し物で、その年輪は刻まれています。
 特筆すべきは、戦後の大阪で昭和23年に朝比奈隆氏を中心に産声をあげた関西交響楽団(現在の大阪フィルハーモニー交響楽団)が、山本球場でクラシックの野外演奏会を行っていることです。昭和27年8月に「走るオーケストラ」と題されたコンサートは、ベートーベンの『運命』など5曲が演奏されました。
 当時の様子を、そのコンサートに行っていた人が書き残しています。
 「戦争が済み、しばらくしてのことである。国民等しく食糧に飢えたのは知られた事実であるが、また娯楽にも飢えていた。その折、この野球場で関西交響楽団の『たそがれコンサート』が開かれたことがある。朝比奈隆氏の指揮のもと、音響効果は極めて悪かったが蚊に刺されながらも本物のシンフォニーを聞き、平和の到来を沁々味わったのも懐かしい思い出である」(引用「河内山本物語」鶴田正人著平成9年11月30日発行)
 その後、昭和30年8月にも同楽団による演奏会が行われています。山本球場で行われたこのコンサートに関する情報をお持ちの人は、魅力創造室までご一報ください。

【PDFデータ】八尾魅力発見! 第3号~市民のスポーツ球場「山本球場」~

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記事の掲載後に寄せられたお声について

・15歳の頃、山本球場で行われたコンサートへクラシック好きのおばさんに連れて行ってもらいました。エドワード・エルガーの「威風堂々」を聴いた時、素晴らしい曲に感動しました。人生を救われた気持ちになり、大変な時代だけれど、胸を張って生きていきたいと強く思ったことを覚えています。

・大阪フィルハーモニー協会事務局からは、山本球場でのコンサートは昭和27年8月19日と昭和30年8月27日に「関西交響楽団・走るオーケストラ」と題して演奏会を開催したとご教示いただきました。

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