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第6号 ユネスコ未来遺産登録「どび流し」

[2016年1月22日]

ユネスコ未来遺産登録「どび流し」

ニッポンバラタナゴとドブガイ

皆さんは、「ユネスコ未来遺産」に登録された「どび流し」をご存じでしょうか。「どび流し」とは、絶滅危惧種に指定されているニッポンバラタナゴを守る伝統的な「ため池浄化法」です。
 高安地区に点在するため 池は、かつて稲作や花き栽培などの農業用として利用されていました。農閑期には池の水を流し、流れ出た水を田畑に取り込むことで土壌の改良に役立てていましたが、それと同時に、池の底のヘドロが流れ出ることによって池が浄化され、ニッポンバラタナゴの繁殖に欠かせない「ドブガイ」という貝の仲間をはじめ、多くの生物が繁殖できる環境を作り出していました。また、水が抜かれた池は、子どもたちにとっては格好の泥んこ遊びの場、大人たちにとっては秋の食材採りの場となっていたといいます。八尾に住んだ先人たちは、古くから見事な循環型社会を築いていたのです。
 
 しかし、農業の方法が変わり、ため池の水の入れ替えが行われなくなった今、ニッポンパラタナゴの生息地の多くが失われ、現在では環境省レッドリスト絶滅危惧種・A型、大阪府レッドリスト絶滅危惧種・類に指定されています。きらきらと金色に輝く様子から「キンタイ」と美しくも親しみのある呼び名で呼ばれていたニッポンバラタナゴ。そんなバラタナゴの住む美しい自然や文化を100年先の子どもたちに伝えようと、NPO法人「ニッポンバラタナゴ高安研究会」の皆さんによってどび流しを復活させる取り組みが行われており、かつてのように、人間と自然がうまく共存できるような環境を生み出すことを目標に、日々活動しています。
 
 ちなみに「どび流し」とは「土樋」という漢字を当てるのではないかといわれています。高安地区の人でもこの呼び名を知る人は少なくなっており、一般的には「池干し」と呼ばれているそうです。
 「どび流し」に関する古い写真やエピソードなど情報をお持ちの方は、魅力創造室までご一報ください。

【PDFデータ】八尾魅力発見! 第6号 ユネスコ未来遺産登録「どび流し」

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