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八尾市と国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科との健康づくり事業の推進に関する協定について

[2018年4月1日]

ID:31232

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八尾市と国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科との健康づくり事業の推進に関する協定について

八尾市では、昭和37年より、現在の地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所(当時、大阪府立成人病センター。平成13年度から平成23年度まで大阪府立健康科学センター。平成24年度から令和4年度まで公益財団法人大阪保健医療財団大阪がん循環器病予防センター)の協力を得て、市内の南高安地区を中心に地区組織の協力も得ながら循環器健診を実施するなどの循環器疾患予防対策を進めるなかで、同研究所と関係が深く、生活習慣病予防などの先進的研究に取り組んでいる同大学の大学院医学系研究科から助言を得るなど、様々な取り組みを共同で実施してきました。

 

 本市においては、平成27年度より「健康づくりの推進」を最重要施策の一つと位置づけ、国立大学法人大阪大学(大阪府吹田市)と、本市の健康づくり事業を推進し、八尾市民の健康増進の向上を図ることを目的として、平成27年9月1日から、健康づくり事業の推進に関する協定を締結し、生活習慣病の予防の推進など、全部局を挙げて健康づくり施策に取り組んでいます。また、平成30年4月からの中核市移行に伴い、保健所を設置しており、さらに高度な保健衛生施策を推進しています。

 

 それに伴う様々な健康課題の解決に向け、科学的分析と最新の専門的知見や技術を取り入れ、より効果の高い健康づくりの施策展開を図り、市民の健康寿命の延伸及びQOL(生活の質)の向上につなげていくために、今まで以上に連携を進めていくことが必要であると考え、平成30年4月1日付けで、協定内容を追加した「健康づくり事業の推進に関する協定」を締結しています。

 

 本市と国立大学法人大阪大学では、今後、市民の健康状態などの分析を行い、地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所とも協働して効果的な健康増進につながる手法等を研究し、実践してまいります。

 

【主な協定内容】
⑴ 公衆衛生行政の評価に関すること
⑵ 生活習慣病の予防に関すること
⑶ 介護予防に関すること
⑷ 健康コミュニティの構築支援等、健康づくり活動の地域展開に関すること
⑸ 健康日本21八尾計画及び八尾市食育推進計画に関すること
⑹ その他、健康増進施策に関すること

【これまでの主な共同研究事業】
・循環器疾患予防対策事業
・地域別健康課題に関する調査研究
・要介護認定区分の全国比較と動向分析
・特定健診・特定保健指導に関する研究
・生活習慣病及び介護予防の疫学的評価に関する研究
・大阪府八尾市における健康指標および医療、介護に関する社会経済的指標の現状把握と評価に関する研究
・八尾市における特定健康診査・がん検診の評価およびレセプトデータを活用した循環器疾患・がん発生状況の把握に関する研究
・高齢者の健康とくらしに関する疫学研究





市民の皆様へ:本協定に基づく共同研究には、健康診査データ、健康保険データ(医療費・資格状況等)、介護保険データ(介護認定、介護給付)、人口動態調査情報(死亡状況等)等を匿名化したデータが分析に用いられますので、個人は特定されません。個人情報については、大阪大学において倫理委員会の承認を得て厳重に管理されており、個人情報保護法に基づいて取り扱っています。

 ただし、ご自身の情報が分析に用いられる可能性があることについてご了承いただけない場合には、研究から除外することができますので、お問い合わせ先までご連絡ください(ただし、分析による統計データがすでに公表されている場合等、除外できないことがあります)。その場合でも国民健康保険、後期高齢者医療制度、介護保険の利用をはじめ、何ら不利益が生じることはありません。

お問い合わせ

八尾市健康福祉部健康まちづくり科学センター

電話: 072-994-0665

ファックス: 072-922-4965

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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