ページの先頭です

第22号 竜華操車場

[2016年1月22日]

第22号 竜華操車場

 現在、市内には合計12の鉄道駅がありますが、その中で最も変ぼうを遂げた駅といえば、JR久宝寺駅を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
 
 かつてこの駅は、上下線のホームが200mも離れており、その間には東西約1.5kmにわたり、甲子園球場の約5倍の広さを持つ国鉄竜華操車場が広がっていました。

 同操車場は、昭和13年(1938年)に開業し、戦後の復興期には、1日約1,500両の貨車や通勤列車、さらには東京行きの夜行寝台急行を編成していた車両基地でした。また、関西本線をはじめ、吹田操車場とを結ぶ城東貨物線(現在のおおさか東線)、阪和線とを結ぶ阪和貨物線(現在は廃止)の3つの線が合流するこの場所は、昼夜を問わず機関車や列車が出入りする貨物輸送の一大拠点でもあったのです。

 しかし、輸送体系の近代化や昭和62年(1987年)の国鉄民営化とともに、同操車場はその役割を終え、現在は、市立病院が移設され、商業施設や超高層住宅が建ち並び、バスターミナルや公園が造られるなど、大きくその姿を変えています。

 同操車場跡地開発では、「竜華」という地区名にちなみ、蛇行している歩道があるなど、全体を通して「龍」をイメージした設計がなされています。また、操車場であったことを後世に継承していくため、一部歩道が線路模様になっていたり、実際に使われていた鉄道レールを活用した枕木舗装がなされていたり、機関車の転車台を想起させる場所があったりするなど、開発にかかわった人々の思いに触れることができます。

 多くの蒸気機関車が絶えず煙を噴き上げていた当時の様子に思いをはせながら、また、どこが龍をイメージした歩道なのか、転車台を起想させる場所はどこかを探したりしながら、JR久宝寺駅周辺を巡ってみてはいかがでしょうか。

蒸気機関車

転車台に乗る蒸気機関車

八尾魅力発見! 第22号 竜華操車場

Adobe Reader
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

より良いホームページにするため、アンケートにご協力ください

なお、この欄からのご意見・お問合せには返信することができませんのでご了承ください。
回答が必要なご意見・お問合せは「ご意見・お問合せ(別ウィンドウが開きます)」ページよりお願いします。

1.このページは分かりやすかったですか?

お問合せ

今東光資料館
電話: 072-943-3810 ファックス: 072-923-2937

第22号 竜華操車場への別ルート