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予防救急(高齢者編)

[2024年3月8日]

ID:34594

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はじめよう!!「予防救急(高齢者編)」

日常生活の中でケガをしそうになって「ヒヤッ」とした経験はありませんか?
ケガや病気の中には、少しの注意や心がけで防げるものがあります。
また、危険を事前に知り対策を見つけることが重要になります。

家庭内に潜む危険! 高齢者は要注意!

転倒・転落事故

 高齢者のケガで1番多いのが、住み慣れたはずの家庭内において、滑りやすい廊下での転倒や階段等の段差での転落です。


予防方法

 部屋を整理整頓するとともに、段差には手すりや滑り止めを設置し、滑りにくい履物を選び、夜間は足元を明るくする。

入浴中の事故

 入浴は持病がある高齢者の身体に大きな負担をかけます。特に注意したいのが外気の冷え込む(冬)季節の入浴です。
気温と湯温との温度差が大きくなると、血圧値が上下し、急に意識を失ったり、心疾患や脳血管障害などが起こる場合があり、死に至ることもあります。


予防方法

 脱衣所と浴室の温度差に注意するとともに、湯温は熱すぎないようにし、飲酒後の入浴は避け、高齢者の入浴中は家族の方が声をかけましょう。

食事中の窒息・誤嚥

 加齢と共に食物を咀嚼(そしゃく)する力や嚥下(えんげ)機能が低下するため食事中に喉に物が詰まるといった窒息や誤嚥(ごえん)が発生しやすくなります。
 特に餅やこんにゃく、刺身等は注意が必要です。


予防方法

 食材を細かく切り、飲み込みやすくするとともに、硬い物や噛みきれない食材は避け、ゆっくり良く噛んで食べ、飲み物を傍に置いておく。


※咀嚼とは、食物を噛みきり飲み込むことをいう。
※嚥下とは、口の中の食物を胃の中へ送り込むことをいう。
※誤嚥とは、食物などが、何らかの理由で誤って、気管等に入ってしまった状態をいう。

熱中症にならないために!!

★ 室温をこまめにチェックしエアコンや扇風機等を活用する。(高齢者は暑さを感じにくく、我慢しがち。)
★ のどの渇きがなくても水分補給をする。(高齢者はのどの渇きを感じにくい。)
★ 調子が悪いと感じたら家族などに傍にいてもらう。

こんな時は迷わず救急車を!!

脳卒中

・体の左右どちらかが動かせない、力が入らない

・ろれつが回らない、言葉が出てこない

・片方の目が見えない、視野が半分欠ける

・足元がふらつく、立てなくなって倒れる

・経験した事のない頭痛


心筋梗塞

・安静、運動時に関係なく突然、激しい胸の痛みが起こる

・持続性の胸痛と共に不安感、動悸、息切れ、冷や汗、めまいを伴う


笑顔で暮らせる毎日がいつまでも続くように、予防救急について考えてみませんか。

お問い合わせ

八尾市消防本部救急課

電話: 072-992-2975

ファックス: 072-992-2981

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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