地域資源を活用したまちづくりをめざして~上之島小学校区まちづくり協議会の取り組み~
現在、各地域では、わがまち推進計画の改定作業が終了し、新たな計画に沿った活動が進められています。今回は、「未来に輝け!いこいの町上之島」をスローガンに、地域内の企業・事業者を巻き込んだまちづくりに奮闘する上之島小学校区まちづくり協議会の取り組みをご紹介します。
企業・事業者と住民の合同セミナーを開催
当小学校区では、地域住民と企業・事業者とのつながりが希薄であったため、「産業・商業が活力あるまち」を目標に掲げ、校区まちづくり協議会を通じて相互交流をしようと検討を重ねてきました。そして、今年に入ってから構想が本格始動し、まずはお互いを知る機会としてセミナーを開催しました。セミナーでは、企業・事業者や郵便局の事業内容の説明が行われ、初めての試みに多くの住民が参加しました。今後もこうした企画を行い、地域内の企業・事業者と住民が互いに地域資源として認め合い、連携していくことをめざしていきます。
次の世代につなげていくために
また、当協議会では、地域リーダーを発掘・育成する取り組みも進めています。こうした担い手を増やすことで、防災訓練をはじめ、これまで取り組んでこなかった分野にも力を入れるなど、幅広い活動を行っていこうとしています。
当協議会会長の安木三喜男さんは、「この地域は恩智川を挟んで住宅地と工場地が混在するまち。このような地域の魅力を生かしたまちづくりを進めることで、活動のすそ野が広がり、次世代の担い手も増えていくと考えています。そのためにも自らが広告塔となって、校区まちづくり協議会の広報宣伝に力を入れ、次の世代につないでいきたいです」と話していました。
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