ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

vol.15 伝統文化を次世代につなげるために~曙川小学校区まちづくり協議会の取り組み~

[2022年2月24日]

ID:36293

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

伝統文化を次世代につなげるために~曙川小学校区まちづくり協議会の取り組み~

 現在、各地域では、校区まちづくり交付金を活用し、「わがまち推進計画」に沿ったまちづくり活動を進めています。今回は「魅力ある地域の伝統文化を育み、次世代へ継承するまち」を目標に、伝統行事である「つくりもん」を次世代へつなげるための活動を行っている曙川小学校区まちづくり協議会の取り組みをご紹介します。

「つくりもん」とは

 八尾木地区に伝わる「つくりもん」とは、その年に収穫した穀物や野菜などを使って人形や動物などを作ることで、豊作を喜び、次年の豊作を願うという伝統行事で、江戸時代中期より八尾木不動尊の縁日で行われていました。
 この行事は一時途絶えてしまいましたが、昭和52年、当時地域で育成会の役員をしていた人が主体となって復活。現在では、その年の話題をテーマにしたものなどさまざまな「つくりもん」が作られています。これと同じような催しは、富山県高岡市や兵庫県豊岡市などでも行われていますが、大阪府内では唯一の貴重なお祭りとなっています。

「つくりもん」を次世代につなげていくために

 当協議会では、毎年9月に開催される「つくりもん」を、地域内外の多くの人に知ってもらい、来訪者を増やすため、積極的に啓発活動などを行っています。
 「つくりもん」の復活にも携わった当協議会会長の中西勝晴さんは、「作り手の数は全盛期に比べて減ってしまったが、幼稚園や小学校で製作したり、出張所が『つくりもん教室』を開催したりするなど、『つくりもん』作りに参加する子どもたちは増えている。今後も様々な団体と協力し、『つくりもん』を地域内だけでなく、市全体の文化として盛り上げていきたい」と話していました。

つくりもん教室で作成されたつくりもん
曙川出張所で開催されたつくりもん教室の様子

平成29年1月号(12月20日号)『vol.15 伝統文化を次世代につなげるために~曙川小学校区まちづくり協議会の取り組み~』

Adobe Acrobat Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Acrobat Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Acrobat Reader をダウンロード(無償)してください。

お問い合わせ

八尾市人権ふれあい部コミュニティ政策推進課

電話: 072-924-3818

ファックス: 072-992-1021

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合わせフォーム

ご意見をお聞かせください

  • このページは役に立ちましたか?

  • このページは見つけやすかったですか?