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平成28年6月号

[2017年12月28日]

ID:38805

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本市教育の振興~未来を切り拓く チャレンジする「八尾っ子」の育成~

「八尾市教育振興計画後期計画」の策定

 本市では、長期的な展望に立って市の教育の方向性を示す基本計画として、平成24年に「八尾市教育振興計画」を策定しました。

 この計画は、平成32年度までの9年間を計画期間としており、前期計画期間にあたる平成27年度までの4年間、基本理念である「人権と共生の21世紀を担う人間の育成」のもと、めざす子ども像「未来を切り拓く チャレンジする『八尾っ子』」の育成をめざし、さまざまな取り組みを進めてきました。

 そして、計画の中間年を迎えた今年3月、計画の進行状況の評価とともに、これまでの成果と課題に基づいて内容を見直し、「八尾市教育振興計画後期計画」を策定しました。

基本理念の継承~生きる力の育成~

 前期計画で定めた「基本理念」「めざす子ども像」「基本方針」については、計画の基本的な方向性を示すものであり、平成32年度までの計画期間全体を通して共有すべきものであるという観点から、後期計画においても引き継いでいます。

 特に、基本方針の一つである「学校教育の充実」では、基礎的な知識や技能を習得・活用し、その上で自ら考え判断し、表現することによって課題を解決する力(確かな学力[ 知 ])と、自ら律し、人とのつながりを大切にする心や感動する心、地域への愛着などの豊かな人間性(豊かな心[徳])、逞たくましく生きるための健康や体力(健やかな体[体])の調和の取れた「生きる力」の育成をめざしています。

市立高安小・中学校の開校~施設一体型小・中学校~

 このような中、今年4月、市立中高安小学校(明治5年創立)および北高安小学校(明治6年創立)を統合し、前府立八尾支援学校東校(元府立清友高校)跡地に市立高安小学校を設置するとともに、高安中学校(昭和22年創立)を同一敷地内に移設し、市で初めてとなる「施設一体型小・中学校(以下「新校」)を開校しました。

 そして、4月8日には、新校の児童・生徒をはじめ、保護者や地域住民など約900人が列席する中、盛大に開校式典が行われ、本市出身でシンガー・ソングライターの清水翔太氏が作詞・作曲した高安小学校の校歌が、児童たちの歌声で披露されました。

 また、八尾の魅力大使である河内家菊水丸氏が作詞・作曲した応援歌も同氏自らが披露するなど、新校の開校を祝福していただきました。

育ちと学びの連続性・一貫性をめざした取り組みの推進

 市教育委員会では、新校を本市教育の振興を図るための「フロンティア校」として位置付けています。特に、市教育委員会が今年3月に作成した「小・中学校連続性のあるカリキュラム」を活用し、小・中学校9年間を見通す連続性を大切にした授業の工夫・改善などについて研究を深め、その研究成果などについて、市内の小・中学校に発信していきます。

 また今後は、新校における取り組みを参考に、ほかの中学校区においても「めざす子ども像」を共有するなど、義務教育9年間を見据えた育ちと学びの連続性・一貫性をめざす研究を進め、「未来を切り拓く チャレンジする『八尾っ子』」の育成をめざします。


 八尾市教育振興計画後期計画はこちら

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