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ほのかな明かりに誘われて

[2017年9月10日]

久宝寺寺内町で燈路まつりが開催

寺内町に並ぶ燈籠

 約470年の歴史ある町並みを燈籠の光が幽玄に映し出す「久宝寺寺内町燈路まつり」が9月10日、顕証寺(久宝寺4)周辺の道路など約1kmにわたって行われました。主催は、久宝寺寺内町まちづくり推進協議会。
 路上に設置される燈籠は、木製と段ボール製のものがそれぞれ約300基、プラスチック製の灯火カップが約1,200個と、その数は約1,800個にもおよびます。木製と段ボール製の燈籠は1辺30cm・高さ40cmの直方体、プラスチック製の灯火カップは半径9cm・高さ15cmの円筒形。どちらも地元の子どもたちを含む地域住民の手作りで、さまざまな思いの込められた書画がほどこされていました。

燈籠を除く親子

 八尾市には、久宝寺・八尾・萱振の3つの寺内町が存在しますが、その中でも久宝寺寺内町は最も古い歴史を持ちます。戦国時代に蓮如上人が西証寺(現在の顕証寺)を建立したことからこの御坊を中心に寺内町ができ、江戸時代にかけて多くの門徒衆が集まり住むとともに、商業者の活発な商業活動などにより繁栄しました。
 昔ながらの町並みがそのまま残っている所も多く、最も古い町屋の1つである「浅野家」は平成16年に、その向かいの「高田家」は20年にそれぞれ国の登録有形文化財に指定されました。ほかにも道標や地蔵、江戸時代の町屋が数多く残されています。碁盤目上の町割りもほぼ当時のままで、今もなお人々が行き交う道となっています。

燈篭を覗く家族

 そんな情緒溢れる町並みに燈籠が点灯されたのは、午後6時から9時。ほかにも、若手音楽グループのライブや雅楽演奏、神楽奉納、河内音頭の披露などが行われ、幻想的な町並みとともにさまざまなイベントが楽しめる催しとなりました。
 会場は、自分の描いた燈籠を探す子どもたちや、夜の散歩を楽しむ家族連れなどでにぎわい、燈籠の優しい明かりのように暖かい雰囲気が町全体を包み込みました。

問合せ

八尾市まちなみセンター TEL:072-924-6371

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