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高齢者を見守るあなたへ

[2018年4月20日]

ID:41672

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5月は消費者月間です!

 昭和63年より毎年5月を「消費者月間」としており、年度ごとに統一テーマが掲げられます。平成30年度消費者月間は「ともに築こう 豊かな消費社会 ~誰一人取り残さない~」です。詳しくは消費者庁のホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。

高齢者を見守るあなたへ

 八尾市消費生活センターに寄せられる相談の中で、65才以上の人からの相談の占める割合は年々増加しています。特に、「健康」「お金」「孤独」という不安につけ込んだ事例が多くみられます。
 超高齢社会が到来した中、高齢者の単独世帯、夫婦のみの世帯が増加し、孤立した高齢者が詐欺や悪質商法の標的にされています。
 高齢者はだまされたことに気づかない、また、気づいてもまわりに遠慮をして相談できない傾向があります。
 あなたの「気づき」と「ひと言」が高齢者の消費者被害防止につながります。

<事例1>

 一人暮らしの義母の家に行くと、少しお金を貸してほしいと言われた。理由を尋ねると、健康食品の代金として今月は10万円払うので生活費が足らないのだと言う。友達に誘われて行くようになったお店で健康に良い話が聞けて楽しく過ごせるので、最近は一人でも行っているらしい。高価な健康食品を買わされているようなので、行かせたくない。


<事例2>

 お隣は高齢のご夫婦だけで、子どもさんもいないと聞いている。最近屋根工事と外壁塗装をしたばかりなのに、今日も業者の小型トラックが停まっていて何か工事をしているようだ。悪質業者にだまされていないか心配だ。


<ひとこと助言>

 高齢者と挨拶を交わしたときに、お天気のことなどをきっかけに、ちょっと声をかけてみましょう。普段と違う様子に気づいたら、会話の中で「お困りのことはないですか?」とさりげなく尋ねてみてください。

「だまされているのでは?」「何故そんな契約をしたの?」という言葉は高齢者を不安にさせてしまう場合や、追い込んでしまう場合があります。

「どのようにその契約をすることになったのですか?満足されていますか?」と本人の意思を尊重しながら話を聞き、「相談できるところがあるので一緒に相談してみませんか?」と消費生活センターにつないでください。

 消費生活センターでは、相談窓口の周知をすすめる取組みとして、市役所各部署・民生委員・地域包括支援センター・警察などとの連携をすすめています。


消費生活に関する相談・お問い合わせ

お問い合わせ

八尾市消費生活センター
電話: 072-924-8531 ファックス: 072-924-0180
E-mail: sangyou@city.yao.osaka.jp

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