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八尾市のめざす職員像

[2024年3月12日]

ID:43559

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八尾市のめざす職員像

 八尾市のめざす職員像は、『市民に信頼され、行動する職員』です。                                                 

 令和6年3月に「八尾市人材育成基本方針(第5版)」を策定し、めざす職員像に必要な5つの要素を示しています。


(1) 市民に寄り添う姿勢

 「すべての市民に光があたる」、「誰ひとり取り残さない」という方針のもと、市民が「しあわせ」を感じ、「感謝」を伝えたくなるまちを実現するために、市民の声に耳を傾け、市民に寄り添う姿勢はこれまで以上に求められます。そのために、職員は、横断的な視点による課題発見力を身に付け、様々な課題にも果敢に挑戦し、新たな取り組みを積極的に進めていく必要があります。


(2) 迅速にリスクに対応する力

 これまでに経験したことのないような自然災害や新たな感染症の感染拡大など、起こりうるリスクに対して、さらにはそれに伴って発生しうる事態に対する感度を高め、想像力を持ち、様々な角度から対応しなければなりません。そして、その解決に向けて、迅速に行動する力と、庁内横断的に連携し、周囲の職員を巻き込んで相乗効果を発揮していくことが求められます。


(3) 行政のプロとしての自覚

 変化を続ける環境に柔軟に適応するため、行政のプロとして、自らの役割と責任を自覚し、市民サービスの向上に努めなければなりません。限られた財源と人員で、多様化する行政需要に対応し、持続可能な行財政運営を実現するためには、職員一人ひとりの能力向上がこれまで以上に必要です。
 それぞれの職務経験を活かし、能力開発に努めることで、自発的にキャリアをデザインし、築き上げてきたスキルを十分に発揮することが求められます。


(4) 広い視野で柔軟に対応する能力

 激しい変化を続ける社会情勢においては、先見性と効果的・効率的なマネジメント感覚を有することが求められます。そのためには、前例踏襲や既存の方法にとらわれることなく、積み残してきた課題やこれまでには存在しなかった新たな課題に対しても、活発な意見交換や情報共有のもと、多角的で柔軟に解決していかなければなりません。
 その際、DXの視点も重要です。DXとは「データとデジタル技術を活用して、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」(出典:独立行政法人情報処理推進機構.「DX推進指標」とそのガイダンス.令和5年12月)と定義されています。
 この定義を踏まえ、本市におけるDXとは、「今の仕事のあり方への課題意識を持ち、データやデジタル技術の活用などにより業務を見直すことで、市民・職員・組織にとってより良い仕組みへと変革し、市民サービスの向上につなげること」とします。


(5) 職員のモチベーションを高める職場

 組織の活性化に必要不可欠なものは、職員一人ひとりのモチベーションの維持と向上です。
そのためには、部下から信頼される上司の存在が最も重要です。そのためには、上司と部下が「対話」を通じて想いを共有する場を持つことが大切です。
 八尾市版ワークライフバランス推進方針vol.2に基づいた取り組みを徹底するとともに、上司は部下のキャリアを支援します。
 「キャリア」とは、職業キャリアに絞ると、過去から将来の⾧期にわたる職務経験や、これに伴う計画的な能力開発の連鎖のことです。部下一人ひとりを大切にし、「本人が描くキャリアビジョンの実現に向けた人材育成」=「心の成長」に努める必要があります。
 それが、部下のやる気を引き出し、強みを発揮させます。ひいてはチームのパフォーマンスを上げるだけでなく、風通しの良い職場環境の醸成につながります。



八尾市人材育成基本方針については、「八尾市の人材育成の考え方」(別ウインドウで開く)のページをご覧ください。


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