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受け継がれる伝統 恩智の熱い夏

[2018年8月15日]

~「恩智まつり」が開催~

恩智祭りの様子

 千年以上もの歴史をもつ八尾の夏の風物詩「恩智まつり」が、8月1日に恩智神社(恩智中町5)とその周辺で行われました。
 午後2時、「宮出」が行われ、境内より布団太鼓と神輿が担ぎ出されました。山の中腹に位置する恩智神社は、境内まで続く狭く急な石段が131段にもわたり、担ぎ出された約2トンにもなる布団太鼓が、その石段を勢いよく駆け下ります。例年にない猛暑の中、担ぎ手たちの力いっぱい大きな掛け声とともに、布団太鼓が斜めに大きく揺れながら下りてくると、見物客も一緒になり掛け声をかけ、会場は大いに盛り上がりを見せていました。

恩智祭りの様子

 その後、神輿も同じように石段を下り、勢いをそのままに布団太鼓と神輿は、沿道の人々の歓声を引き連れ、昔ながらの風情が残る恩智のまちを練り歩きました。
 まちなかを練り歩いた布団太鼓と神輿は、日も暮れた午後8時ごろ、天王の森に姿を現し、次の見どころ「担ぎ合い」を見せました。天王の森を出ようとする布団太鼓を行かせまいと、神輿が前に立ち塞がり、何度か攻防を繰り広げた末、ようやく布団太鼓が森を出た瞬間には見物客から大きな歓声が沸き起こりました。

恩智祭りの様子

 激しいやり取りを終え、ようやく森を抜けた布団太鼓と神輿は、神社の入口へと戻り、この祭り最後の大仕事である、境内への担ぎ入れ「宮入」が行われました。多くの声援を受けながら、最後の力を振り絞り、石段を豪快に力強く登る様子はまさに息を飲むような光景で、祭りの熱気がピークに達し、その場が大きな一体感に包み込まれました。131段の石段を上り終えたその瞬間、担ぎ手たちの安堵の声とともに、祭りは幕を閉じ、参道を埋め尽くした観客からは惜しみない拍手が送られていました。

恩智祭りの様子
恩智祭りの様子
恩智祭りの様子

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