[2021年1月7日]
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長期間屋外に放置され老朽化し、容器が腐食した消火器を操作したところ破裂し受傷する事故が全国で相次いで発生しています。
このような消火器については、専門業者等に処分を依頼するなど、適正な対処をしてください。
また、お子様にそのような消火器で遊んだり、いたずらなどしないように注意喚起してください。
≪ポイントメモ≫
一般に普及している「粉末式消火器」は、加圧ガスの入ったボンベが内蔵されています。
安全ピンを抜きレバーを握る事で、このボンベに穴を開け、加圧ガスが噴出する勢いと一緒に粉末を出す仕組みです。
破裂事故の原因は、この加圧ガスが放出される力に本体容器が耐えられないほど老朽化していたものと考えられています。
まずは外観のチェックを行なってください。
万一、外観に錆び等が見られる場合は、専門業者等にお問い合わせください。
○ハンドル・キャップは変形していないか?
○蓋(キャップ)に破損はないか?
○ホースは脱落していないか?
○圧力は正常か?
○底・溶接部にサビはないか?
○大きなキズはないか?
○はく離の腐食はないか?
○大きな変形はないか?
消火器は、初期消火に効果的な消火器具です。
金属容器等が腐食しやすいようなところに置いていない限りは、通常の操作や些細な衝撃で破裂するものでは決してありません。
適切な管理と点検を行い、引き続き、ご自宅の防火・防災にお役立ててください。
消防本部 予防課
電話: 072-992-2275 ファックス: 072-992-7722
E-mail: yobouka@city.yao.osaka.jp
消防署
電話:072-992-0119 ファックス:072-992-2281