「地域の想い」を実現するために
- 住民主体のまちづくり
平成23年4月、八尾市第5次総合計画「やお総合計画2020」がスタートし、早くも2年が経過しました。この間、いつまでも住み続けたい魅力あるまちの実現に向け、地域分権という手法を取り入れながら、「地域の想い」を実現しやすいまちづくりを進めてきました。
そのような中、市内各地で「校区まちづくり協議会設立準備会」が設立され、現在はそれらが「校区まちづくり協議会」(以下 「まち協」)へ移行し、地域住民の皆さんが自主的・自立的にまちづくりについて話し合いを行うなど、「地域分権」が着実に進んでいます。
これまで、世代間交流を行う憩いの場作りや「安全・安心のまちづくり」をめざした防犯カメラ・AEDの設置、青色防犯パトロールカーを使った校区内の防犯パトロール活動、小学校の登下校時の見守り活動など、地域の特性に応じたさまざまな地域活動が展開されてきました。
これらの取り組みを通して、「まち協」が地域のまちづくりを進めるにあたってなじみあるものとして浸透してきています。
- まちづくりを進めるための仕組み作り
平成24年10月、「八尾市市民参画と協働のまちづくり基本条例」が一部改正され、「校区まちづくり協議会」「わがまち推進計画」といった地域のまちづくりを進めていくための主要な仕組みが条例に位置付けられました。
すでに完成した地域もありますが、多くの地域では現在、「わがまち推進計画」の策定に向けた動きが佳境を迎えています。「こんなまちになったらいいな」といった皆さんの熱い想いや願い、夢を収集するため、アンケートやワークショップ(参加型講習会)、意見交換会の実施など、さまざまな機会を設けています。
皆さんは、現在暮らしている地域の未来に何を望みますか?これから大きくなっていく子どもたちに何を残したいですか?これらの想いを「まち協」に届け、住んで良かったと思えるまちを一緒に作っていきましょう。
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