健康づくりで地域のまちづくり~曙川東小学校区まちづくり協議会の取り組み~
市では、平成26年4月から出張所などに保健師を配置し、健康や育児に関する相談をはじめ、地域での健康づくりを支援しています。
そこで今回は、「地域のふれあいと交流のあるまちづくり」を目標に掲げ、月2回「うんどう教室」を開催している曙川東小学校区まちづくり協議会の健康づくりの取り組みを紹介します。
心身共に元気になろう
誰でも参加でき、体を動かしながらおしゃべりも楽しめる教室をめざし、2年前から「うんどう教室」を開催しています。
参加者からは、「心身共に元気になり、ごはんもおいしく食べられるようになった」との声が聞かれています。
また今年度は、2本のポールを使って歩く「ノルディックウォーク」を実施。これは、通常の歩行よりも運動量が増える一方、足腰への負担が軽減されるということで、参加者から好評を得ることができました。今後もより一層、内容を充実させ、地域に健康づくりの取り組みを浸透させていこうと考えています。
当協議会副会長の石田義雄さんは、「ノルディックウォークは、出張所に配置されている保健師と一緒に企画した。今後も保健師や出張所、地域包括支援センターと連携しながら、地域内に健康づくりの機運を高めていきたい」と話していました。
住みやすい地域をめざして
当協議会会長の山下彬さんは、「近い将来、大規模な宅地開発が行われるということで、若い世代が増えるのではと期待している。先日、ある新聞に、市内では当校区が住みやすい地域だと紹介されたが、新しい住民にもそう思ってもらえるように、これからも健康で元気なまちをめざし、誇りをもって地域活動に取り組んでいきたい」と話していました。
【PDFデータ】 まちづくりルポ vol.11健康づくりで地域のまちづくり~曙川東小学校区まちづくり協議会の取り組み~