平成29年7月号

　食育ネットは、子どもや保護者、そして多くの市民の皆さんに食育を身近に感じてもらい、食への関心や意識を高めてもらうことを目的としたサイトです。学校園や教育委員会による食育の取り組みをはじめ、地域と連携した取り組みなどを、写真やイラストを使って分かりやすく紹介しています。

　今回は、この食育ネットに掲載している取り組みをご紹介します。

　幼稚園では、小・中学校の栄養士から野菜や給食の話を聞いたり、園庭で野菜を育てたりしています。

　小学校では、6年生を対象に毎年実施している給食献立コンテストや、講師による食材に関する授業を実施しています。昨年度は、北山本小学校が学校全体で食育推進に積極的に取り組んだとして、文部科学大臣表彰を受賞しました。

　中学校では、地域住民・教員・生徒間での食を通じた交流として、地域の人に教わりながら、校内の畑で作物を育てています。

　また、学校園の外でも食育の取り組みを行っています。毎年9月に開催される八尾河内音頭まつりでは、教育委員会が食育ブースを開設し、子どもだけでなく、大人に向けても情報を発信しています。また、周りの大人が子どもたちをどのように支えていくべきか考える機会として、文化会館などで食育講演会も開催しています。

　食育ネットでは、これらをはじめさまざまな取り組みを紹介しています。子どもたちが将来にわたって健康に生活していけるよう、家庭・地域・学校園と連携しながら食育を推進していきます。

　八尾スクール食育ネット（別ウインドウで開く）はこちら