[2018年2月20日]
ID:41047
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
パソコンでインターネットをしていたら、突然「ウイルスを検出しました。今すぐお電話ください」と警告表示が出て、画面が固まった。
驚いて表示された電話番号に電話をかけると「遠隔操作でウイルスの除去を行う。2万円かかる。」と片言の日本語で対応された。
クレジットカードの番号を伝え、遠隔操作をしてもらったが、その後も警告表示が消えない。
ウイルスに関する警告表示が出た場合、もともとパソコンに入っているウイルス対策ソフトによる表示であるかを確認してください。
ニセモノの警告表示で消費者の不安をあおり、必要のないソフトの購入やサポートサービスの契約を勧める広告の可能性があります。
警告表示が信頼できるものか分からないときは、慌ててクリックしたり、事業者に連絡をせずに、消費生活センターに相談してください。
今回の事例では、相談者が事業者に解約の連絡をして、クレジットカードの請求が取り消されました。
また、取り込んでしまった遠隔操作ソフトを削除するよう助言を行いました。
事例のようなニセモノの警告表示が出ることを防ぐために、パソコンのOS(基本ソフト)やウイルス対策ソフトは、常に最新の状態で使用するよう心がけましょう。
警告表示の消し方や遠隔操作ソフトの削除方法については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページで見ることができます。
八尾市消費生活センター
電話: 072-924-8531 ファックス: 072-924-0180
E-mail: sangyou@city.yao.osaka.jp