『新版 八尾市史 近世史料編1』を読む会【市史編纂室にて】
「生類憐み政策と八尾市の村」「南木本村博奕事件にみる村社会」
『新版 八尾市史 近世史料編1』を読む会を、平成30年3月18日(日曜日)、西山本町に移転した市史編纂室2階会議室で開催しました。
松本充弘(あつひろ)氏(神戸大学大学院博士課程後期課程・市史調査協力者)は、「生類憐み政策」に関連した「河内国高安郡恩智村大東家文書」の一部を、中山創太(そうた)氏(神戸市立博物館学芸員・市史調査協力者)は、当時禁止されていた「博奕(ばくち)」の取調べに関連した「太田村柏原家文書」の一部を、古文書の原文を読みくだしながら、「くずし字」の解読クイズ等も織り交ぜつつ、研究の成果を踏まえ分かりやすく解説してくださいました。
また、藪田(やぶた)貫(ゆたか)氏(兵庫県立歴史博物館館長・市史編纂委員・市史編集委員長)から、市史の紹介とうらばなしをお聞かせいただきました。
多くの歴史ファンが、市史や身近な村の話題に熱心に耳を傾けていました。