[2019年10月18日]
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八尾市こどもいきいき未来計画(後期計画)策定にあたり、次代を担う若者から率直な意見を聴取するとともに、近年国際的に注目を集めるSDGs(持続可能な開発目標)について、若者がその実践の担い手であるという意識を醸成するため、市内在住・在学の高校生と近畿大学の大学生及び交換留学生が意見交換を行う「八尾×近大 若者ワールドカフェ」を開催しました。
※SDGs(持続可能な開発目標)とは・・・
2015年に国連で採択された、「誰一人取り残さない」を基本理念とし、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標のことをいいます。
8月31日(土)と9月28日(土)の2回にわたり、八尾市在住・在学の高校生と近畿大学の学生・交換留学生が「魅力あるまちづくり」と「若者×SDGs=未来」をテーマに、近畿大学東大阪キャンパスアカデミックシアターにおいて意見交換等を行いました。
各回の詳細は以下の通りです。
第1回は、市内在住在学の高校生20名と近畿大学の学生14名が参加し、まず魅力あるまちづくりという視点から、「どんなまちに将来住みたいか(自分たちがつくる未来について)」をテーマに意見交換を行いました。
高校生、大学生からは、「子どもが豊かな経験ができ、子ども同士がつながりあえるまち」や「子どもが育ちやすい、親が子育てしやすいまち」、「教育・保育施設が充実したまち」など、さまざまな意見が上がりました。
次に、近畿大学社会連携推進センターの安田直史教授が、「若者×未来=SDGs」をテーマに、SDGsの概要、若者が学ぶことの意義について講演した後、近畿大学の学生が、それぞれが活動・研究しているSDGsに係る取り組み内容について発表しました。
最後に、安田教授の講演等を聞いて、それぞれがSDGsに関して、どのように感じているのか、どんなイメージを持っているか、自分の身の回りで関連すると気付いたことがあるかなど、現状の認識・思いについて意見交換を行いました。
第2回は、市内在住・在学の高校生20名、近畿大学の学生18名・交換留学生11名が参加し、「若者×未来=SDGs」をテーマにSDGsの17の目標について、グループごと・テーマごとに分かれて意見交換を行いました。
意見交換では、まず高校生・大学生がSDGsに関する自身の行動宣言を英語で発表し、留学生がSDGsに関する自国の取り組み状況を紹介した後、グループとしての行動宣言をとりまとめるため、活発なやりとりが行われました。
意見交換の後、各テーマについて、グループとしての行動宣言を発表しました。
ゴール1「貧困」がテーマのグループからは、「みんなで貧困の原因を考え、なぜ貧困が生まれるのか広めていきたい。また、他国の先進的な教育方法を学び、貧困の原因となり得る質の悪い教育を排除していきたい」、ゴール5「ジェンダー」がテーマのグループからは「いろいろな人を巻き込んで、お互いのことを知ることで、自分を表現することに誇りに思い、偏見のない社会をつくっていきたい」など、どのグループからも非常に意欲的な内容が発表されました。
八尾市こども若者部こども若者政策課
電話: 072-924-3988
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