[2022年2月8日]
ID:49538
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八尾市食品衛生監視指導計画は、印刷物を保健衛生課の窓口で閲覧することができます。また、以下のPDFファイルからご覧いただくこともできます。
令和2年度八尾市食品衛生監視指導計画
当計画を策定するにあたり、令和2年2月3日から3月2日まで、市民意見提出制度(パブリックコメント)を実施しました。その結果と市の考え方です。
令和2年度八尾市食品衛生監視指導計画に基づき実施した監視指導結果を取りまとめましたのでお知らせします。
食品流通量が増加する年末および食中毒が多発する冬期において、食中毒の発生防止を図るとともに、積極的に食品等の衛生および表示の適正の確保を図り、食の安全・安心対策を推進するために、年末一斉取締りを実施しました。
実施期間:令和2年12月1日(火曜日)から12月28日(月曜日)まで
(1)営業施設等の監視指導状況
スーパーマーケットなどの食品量販施設を中心とした延べ164施設に対し、営業施設の衛生管理状況や食品等の取り扱いおよび食品表示について、リーフレット等を用いて、監視指導を行いました。
その結果、1施設について、販売されている商品における名称の欠落等の食品表示基準違反を発見し、改善を図るため、食品販売業者への指導や、当該商品の表示責任者を管轄する自治体への情報回付を行いました。
(2)食品の検査
年末に流通量が増加する食品を中心に、市内に流通している加工食品および食肉等25検体について、食品の規格基準、微生物による汚染状況や食品添加物等の検査を実施したところ、法令違反など特に問題となる施設はありませんでした。
備考
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業の一部を縮小して実施しました。
今般の新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け、飲食店で新たにテイクアウトや出前のサービスを開始する事例が増えています。テイクアウト等については、店内での喫食と比較して調理から喫食までの時間が長いこと、加えて夏場は気温や湿度が高くなることから、食中毒のリスクが高まります。
以上のことから、テイクアウト等による食中毒の発生防止を図るため、市内飲食店への巡回指導及び食品の検査を実施しました。
実施期間:令和2年6月8日(月曜日)から7月31日(金曜日)まで
(1)営業施設等の監視指導状況
テイクアウトや出前のサービス、弁当類の調製販売を行っている飲食店を中心にリーフレット等を用いて、食品の衛生的な取扱い、消費者への注意喚起等についての監視指導を行いました。
延べ92施設の監視指導を行った結果、法令違反など特に問題となる施設はありませんでした。
(2)食品の検査
飲食店においてテイクアウト用に調製された弁当及びそうざい10検体を買い上げ、下記の通り細菌検査を実施しました。
一般細菌数 | 大腸菌(E. coli) | 大腸菌群 | 黄色ブドウ球菌 | |
良好 | 10万以下 | 陰性 | 陰性 | 陰性 |
要注意 | 10万以下 | 陰性 | 10以上1万未満 | 陰性 |
不適 | 10万を超えるもの | 陽性 | 1万以上 | 陽性 |
※大腸菌群の指標は市独自のもの、その他の指標は弁当及びそうざいの衛生規範によるものです。
検体数 | 一般細菌数 | 大腸菌(E.coli) | 大腸菌群 | 黄色ブドウ球菌 | ||||||
10万以下 | 10万を 超えるもの | 陰性 | 陽性 | 陰性 | 10以上 1万未満 | 1万以上 | 陰性 | 陽性 | ||
良好 | 8 | 8 | 0 | 8 | 0 | 8 | 0 | 0 | 8 | 0 |
要注意 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 (35/g) | 0 | 1 | 0 |
不適 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 (190/g) | 0 | 0 | 1 (200/g) |
要注意及び不適となったそうざい類はいずれも加熱処理されたものであり、加熱不足または加熱後の二次汚染による原因が考えられたため、当該飲食店に対し、次の点を指導しました。
・加熱調理は食品の中心部まで十分に行うこと。
・手洗い及び器具類の洗浄消毒を徹底すること。
(一部、洗浄方法の見直しを指導)
・容器への盛付け時は清潔な器具類または衛生手袋を使用すること。
(一部、衛生手袋の使用方法の見直しを指導)
参考)
・テイクアウトやデリバリーを始める飲食店営業者の方へ(八尾市保健所ホームページ)(別ウインドウで開く)
八尾市健康福祉部保健衛生課(保健所)
電話: 072-994-6643
ファックス: 072-922-4965
電話番号のかけ間違いにご注意ください!