[2021年6月14日]
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みなさんは、八尾市出身の僧侶「弓削道鏡」をご存知でしょうか?
奈良時代の高僧で、看病や湯薬に詳しく、宮中に看病禅師として仕えていました。そこで、孝謙上皇(のちの称徳天皇)の病気を治したことから、大変な寵愛を受けるようになったそうです。
文献や史料が少なく、肖像も存在していないことから、後世では、称徳天皇の寵愛を受けていたことを理由に、『天皇に取り入って皇位を狙っていた』などと言われ、「悪僧」として語られてきました。しかし、最近では『実は、そのような「悪僧」ではなかったのでは?』とも言われ、イメージも変わってきています。
この度、40年前から、道鏡のイメージを変え、名誉を回復しようとさまざまな活動をされている「道鏡を知る会」のみなさんが、道鏡禅師の等身大の木像を製作し、奈良県の西大寺へ奉納、11月8日(日)に開眼法要が行われました。
奉納された道鏡禅師の彫像を製作したのは、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」をデザインした、彫刻家の籔内佐斗司さん(東京藝術大学大学院教授)で、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんをイメージして作り上げたそうです。
籔内佐斗司さんからは、「道鏡を八尾のヒーローに!」というメッセージをいただきました。
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