新型コロナウイルス感染症に対する市長メッセージ(令和3年4月23日時点）

市民のみなさまへ

　直近の八尾市における感染状況は、全年齢区分で激増し、過去最多を記録しました。

　第4波に入り、大阪市や八尾市などの中河内地域は、日本で最もコロナ陽性者が多発している地域となっています。

　この背景には、人の流れが減らないこと、感染力の強い変異株による感染の拡大、クラスターの多発があります。この結果、現在、大阪府においては、重症患者を受け入れる病床の使用率が100％を超え、重症患者の緊急入院でさえ長時間待たねばならないほど、医療体制がひっ迫しています。

　

　重症患者がさらに増加すれば、医療体制への負担が大きくなり、一般医療の縮小も余儀なくされ、救うべき命の優先順位を考えなければならない悲しい事態が生じてしまいます。

　そのような事態は何としても食い止める必要があります。

 

　このたび、新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大により、3度目の緊急事態宣言発出に至りました。

昨年4月の緊急事態宣言と同じレベルまで、人の流れを減らすことが、感染拡大防止に最大の効果があることをご理解ください。

 

　感染拡大を防ぎ、ご自身のみならず、大切な家族や友人の命を守るために、次の点について、ご理解ご協力いただきますようお願い申し上げます。

 

• 不要不急の外出はできるだけ控え、人の流れを減らし、接触機会を減らす行動をお願いします。

 

• 家庭以外で複数人の会食機会はできるだけ控え、会食は短時間で、深酒をせず、大声を出さず、会話の際は必ずマスクを着用してください。

• マスクの着用や手洗い（手指消毒）、3密の回避、換気などの基本的な感染防止対策を徹底してください。

• 市はワクチン接種に向けた準備を進めています。接種機会が来たら、できるだけ早い接種をお願いします。

 

　　令和3年4月23日

                                                                                          八　尾　市　長　大松　桂右

       　　　　　　　      　　　　　　　　　　               　　　　 　 　　　　　 　　八尾市保健所長　髙山　佳洋