[2024年3月13日]
ID:58570
1.協定目的
平成17年12月、八尾市と関西大学は、福祉、教育、文化、産業、まちづくり等の分野において、連携を積極的に推進し、双方の発展と充実に寄与するため、包括連携協定を締結しました。
2.協定項目
歴史遺産を活かしたまちづくりを目指す本市と、地域との共生を目指す同大学が、旧植田家所蔵資料に係る調査・研究を共同で実施することにより、歴史・文化遺産の分野において、連携を推進しました。
平成18年度から3年間にわたる調査の結果、古文書・書画・陶磁器・生活民具など約4万点にのぼる貴重な資料から、江戸時代から昭和にかけての植田家のなりわいや暮らしぶりが明らかになりました。
歴史・文化遺産を調査する様子
(書籍:植田家を語るものたちより転載)
本市が進めている新版八尾市史の編集や刊行において、編纂委員として、また監修や執筆を担当いただくなど、同大学には多大なご協力をいただいています。
また、『新版八尾市史 近世史料編1-古文書で学ぶ江戸時代の八尾-』(下写真)は、八尾寺内をはじめとする60余りの村があり、現在の八尾市の基礎なった江戸時代の人々の生活が記されています。本書の作成に際して同大学図書館が所蔵する古文書をお借りしました。
新版 八尾市史
八尾市 政策企画部 行政経営改革課(公民連携係)
電話: 072-924-3842