[2021年8月12日]
ID:59150
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
市民の皆様、また事業者の皆様におかれましては、これまでの新型コロナウイルス感染拡大防止に多大なるご理解・ご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
去る8月2日に4度目の緊急宣言が発出されました。本市におきましても、新規感染者数が増加している状況です。
そのような中、第一線で対応していただいている八尾市保健所の高山所長と八尾市立病院の田村病院長から、現場の声を市民の皆様にお届けさせていただきます。
新型コロナウイルスは、デルタ株への置き換わりなどにより、第5波の感染が第4波と同じ急速度で増加しています。
感染経路不明者が約5割で、感染経路が特定されたケースでは、マスクを外すことの多い家庭での感染や職場における感染、休日などの友人・知人との集まりや車に同乗することでの感染が確認されています。
救える命が救えなくなった第4波のような厳しい医療危機を招かないために、引き続き3密を避けマスク着用や手洗い、換気などの感染防止対策の徹底が重要です。また高齢者で見られていますが、ワクチンの予防効果も明瞭です。中年や若い人々も接種が可能な方は、ワクチンを受けましょう。
八尾市立病院では、新型コロナウイルス感染症の第5波の感染拡大に合わせて医療体制を整え、感染患者の入院治療に備えております。また、PCR検査やワクチン接種なども、継続して実施しております。
ただ、今回の変異型コロナウイルスのデルタ株は、感染力が非常に強く、第4波までとは次元の違う大変厳しい状況にあります。
わたしたち医療従事者も、これまで以上に感染対策には万全を期して、感染症対応に取り組みますが、市民の皆様も、より一層自制した行動をお願いします。
また、高齢者のワクチン接種に伴い、高齢者の感染拡大は比較的抑えられています。ワクチン供給量には制限があるようですが、ワクチン接種により、感染予防効果、重症化予防効果がありますので、ぜひ受けていただきたいと思います。
一人一人の心がけが、少しでも感染の拡大を防ぎ、自分や家族、知人を感染から守り、さらには医療崩壊をさせないことにつながります。
引き続き、感染からみんなを守る行動を続けていただきたいと思います。
お二方からそれぞれの声をいただきました。
本市におきましても、第四波の時のように、緊迫した状況になりつつあります。引き続き、保健所・市立病院におきましては、市民の命・健康を守るという視点に立ち、対応に当たっていただきますことをお願いします。
ワクチン接種につきましては、本市におきましても着実に進めてきております。
今、国からのワクチン配分量は限られている中ですが、八尾市に配分されたワクチンは、集団接種は八尾市、個別接種は医療機関に対応していただいております。
国からのワクチンは、個別接種の方に重点的に配分をさせていただいています。ホームページ等にも、個別接種を実施している医療機関を掲載しておりますので、是非そちらもご活用いただけたらと思います。
今後とも保健所・市立病院を中心に、オール八尾市として、市民の命・暮らし・健康を守るために頑張ってまいります。市民の皆様におかれましては、今後ともご不便をおかけすることがあろうかと思いますが、何卒、ご理解・ご協力をいただきますようお願いし、3人からのご挨拶とさせていただきます。
※ 新型コロナワクチン接種についてはこちら(別ウインドウで開く)