第3次　やお防犯計画

　やお防犯計画は、『安全で安心して生活することのできる地域社会の実現』をめざし、防犯の取り組みを計画的に進め、市内の街頭犯罪認知件数を減少させることを目標として平成23（2011）年3月に策定しました。また、平成28（2016）年3月には「第2次やお防犯計画」策定し、ハード・ソフト両面における防犯に配慮した環境づくりに取り組んできました。

　令和元（2019）年の全国の刑法犯認知件数は、前年に引き続いて戦後最少を更新し、総数に占める割合の大きい街頭犯罪（道路上や駐車（輪）場など、主に屋外で発生する犯罪）や侵入犯罪は、平成15（2003）年以降一貫して減少しています。その一方で、特殊詐欺は、前年比では減少したものの依然として高い水準にあり、また、犯行手口の多様化・巧妙化や、電話で資産状況を聞き出したうえで犯行に及ぶ手口の強盗被害が発生するなど厳しい状況が続いています。

　こうした状況を受け、令和3（2021）年3月に策定した「第3次やお防犯計画」では、地域防犯活動の促進、防犯に配慮した環境づくりの推進、犯罪被害にあわないための防犯対策、防犯意識を高める広報啓発活動の4つの重点施策を定め、行政・警察・市民・事業者等が、安全で安心して暮らせるまちづくりのために実施すべき取り組みをまとめました。

　本計画の期間は、令和3（2021）年度から令和6（2024）年度までの4年間です。