[2022年6月28日]
ID:64099
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建物は、さまざまな法律に基づいて書類や図面等を審査し、適合した上で建築されています。構造や面積、使用する用途、収容人員、ならびに窓やシャッターなどの建具等を審査し、消防法と建築基準法により同時に審査・検査を行い、必要な消防用設備等が設置されています。
既存建物のテナントの入居・入替え、または用途変更や増改築等を実施することにより、建物関係者の方が知らない間に消防法令違反が発生し、消防用設備等の増設や防火管理者の選任が必要となる場合などがあります。これらの消防法令違反が発生することによって、利用者や従業員の方々は危険な状態で建物を利用することになります。
本来は、消防機関との協議及び届出等をすることにより、消防法令違反のない安全な建物になってから使用を開始することが義務付けられています。建物を無断で使用することにより、建物関係者は消防法令違反と気づかないまま、従業員及び利用者等にまで危険な環境下に置くことになります。
また、必要な手続がされていない建物の増改築等を消防の立入検査で発見されると、消防機関は利用者等を守るために、消防法令違反に対して建物の使用停止命令及び告発等の罰則を実施する場合があります。
下記画像をクリックすると、啓発用動画を視聴することができます。
通常バージョン
30秒バージョン
建物の増改築や改修工事を考えている建物関係者は、事前に建物の図面等を持参し、消防本部予防課にご相談ください。問い合わせることにより適法な予防指導を受けられます。
テナントや空き建物を新規で契約される場合も用途変更が生じるため同様となります。
現に、消防から指導を受けている建物関係者は早急に違反を是正してください。
消防法令違反があると、万が一の災害時に消防隊が到着するまでの間、従業員及び利用者を危険な状態にさらすことになります。また、消防法令違反は立派な犯罪となり罰則等の規定も設けられています。
建物関係者となる方は、従業員及び利用者の安全を確保するために、消防の指導にご理解ください。
消防法令による消防用設備等は、建物構造、面積、用途によって規制されます。
建物と建物の接続、用途変更(新たなテナントの入居)などにより、重大な消防法令違反対象物になるケースが多発しています。
下記の例以外にもテナントの入居や建物の増改築により、新たに消防用設備等が必要になったり、防火管理者の選任が必要になるなど重大な違反が発生する場合があります。まずは、消防本部予防課にご相談ください。
消防法令違反を解消する方法は、次のいずれかになります。
建物関係者の方はもちろんですが、施工業者・不動産仲介業者のみなさまも、建物関係者から増築・改築やテナント入居の相談を受けた際は、
下記画像をクリックすると、啓発用動画を視聴することができます。
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八尾市消防本部予防課
電話: 072-992-2275
ファックス: 072-992-7722
電話番号のかけ間違いにご注意ください!