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令和4年度 人権教育研修講座 第6講

[2023年2月14日]

ID:67443

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令和4年度 人権教育研修講座 第6講

 八尾市では、教員を対象として、「学校における人権尊重の教育をより一層推進するため、人権教育推進上の課題や実践事例等について研修を行い、教職員の人権意識の高揚と資質の向上を図る」ことを目的として、年間6回の人権教育研修講座を開いています。
 令和5年2月8日(水)に、その第6講として「『学校でできる自殺予防』~助け上手は助けられ上手?~」と題して、立命館大学 教授 川野 健治さんを講師にお招きして、ご講義いただきました。

 講義の前に、自殺企図の相談事例を参考にして受講者間で事例検討を行いました。そこで出た対応に苦慮する点などを、川野先生に聞いていただいた上で講義をしていただきました。
 川野先生からは、「自傷について」「自殺予防のフレーム」「自殺予防教育の考え方」「助け上手は助けられ上手」というテーマを中心にお話をしていただくとともに、事例検討を通して参加者から出た意見をふまえて、自傷についての捉え方や、自傷行為をする子どもたちにどう対応するのかをお話していただきました。また自殺予防のために有効なプログラムについて、実際の取り組みの様子を紹介していただきながら、教えていただきました。
 今回の講義を通して、自殺予防教育の重要性や、子どもたちからのサインをキャッチしやすい環境を作り、支援者としてつながるとともに、子どもと周囲とをつなげていくための働きかけをすることが、自殺予防の第一歩だということを学ぶことができました。

【受講者の感想より】(一部抜粋)
・今回の内容は今のニーズと合っていて、とても勉強になりました。自傷に対する声かけ一つとっても、相手の感じ方が違うということがわかり、あらためて教師として子どもたちの心にどう向き合っていくべきか考えさせられました。
・子どもたちにいろいろな話をする際、子どもたちは、さまざまな立場・思いをもって聞いているのだとあらためて自覚を持ちました。「相談」が成立するまでに、必要なステップがあり、相談できない子がどこでつまづくのかを考える貴重な時間になりました。
・小さな声かけをたくさんすることで、悩みを聞き出せたり、相談しやすい雰囲気が作れたりすると思いました。誰がその子にとって話しやすいのかは、その子どもによると思いますが、私たち全員が子どもの味方として、チームで取り組むことが大事だ!と強く思いました。

お問い合わせ

八尾市教育委員会事務局人権教育課

電話: 072-924-9854

ファックス: 072-923-2934

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