[2023年5月30日]
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食中毒というと、飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています。家庭での発生では症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒と気付かず、重症化することもあります。
普段、当たり前にしていることが、思わぬ食中毒を引き起こすことがあります。家庭での食事作りでの食中毒予防のポイントをチェックしてみましょう。
食品、特に冷蔵・冷凍が必要なものを購入したら、寄り道せずに早く帰りましょう。
冷蔵庫内は7割を目安に、つめすぎないようにしましょう。
肉や魚等は他の食品への汚染を防ぐために、容器に入れる、ラップでつつむ。
購入した食品を入れるエコバッグは清潔に保ちましょう。
指輪、時計ははずし、爪は短くしてから、手を洗いましょう。
手洗いのタイミング:生肉や生魚、卵を取り扱った後、トイレ後、おむつ交換、動物を触った後
生肉、生魚に触れた調理器具で、果物や野菜等、生で食べる食品をカットしない。
魚介類を生で食べる場合は、寄生虫がいないか確認しましょう。
肉やハンバーグ類は、ピンク色の部分がなくなるまで、火をとおす。(中心部を75℃で1分間以上の加熱が目安)
加熱不十分な肉類を食べることによる食中毒が多く発生しています。(腸管出血性大腸菌、カンピロバクター)
お弁当は、作ってからすぐに食べる家庭での食事より、食中毒の危険性が高まります。
「調理するときは」の内容に加え、以下のポイントを守りましょう。
特に気温や湿度が高く、食中毒菌の増殖しやすい夏場は注意しましょう。
生野菜など未加熱の食材や半熟玉子などの加熱不十分な食材は、細菌が付着していた場合、殺菌することができません。
また、これらの食材は水分が多く、細菌が増えやすくなります。
極力、これらの食材は弁当に入れないようにしましょう。
熱い食品はさましてから冷蔵庫に入れる。
開封後の缶詰は清潔な容器に移しかえる。
解凍した食品の再凍結はしない。
開封後や調理後の食品はできるだけ早く食べましょう。
夏場は食中毒が多発する時期であり、厚生労働省では毎年8月を食品衛生月間に定めています。
生や加熱不十分なお肉による食中毒に気を付けましょう。
鶏刺し・鶏タタキなどによる食中毒にご注意!
八尾市健康福祉部保健衛生課(保健所)
電話: 072-994-6643
ファックス: 072-922-4965
電話番号のかけ間違いにご注意ください!