[2023年9月19日]
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令和5年4月に発足したこども家庭庁のもと、地域におけるいじめ防止対策の体制構築を推進するため、「学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みづくりに向けた手法の開発・実証」事業の取り組みが進められています。いじめ対策に関して、オール八尾市で多角的な視点で対応する本市の体制がモデル事業として実証地域に選ばれました。
全児童・生徒に貸与されているGIGA端末や、パソコン、スマートフォンを用いて、児童・生徒が匿名でいじめの報告や相談ができるアプリを順次導入していきます。いじめの報告・相談には、いじめからこどもを守る課の臨床心理士などが丁寧に対応します。より多くのこどもの声を拾い、いじめ問題の早期発見、早期対応を進めていきます。
いじめ問題に関する理解を深め、社会全体でいじめ防止への取り組みを推進するため、八尾市では、5月と10月をいじめ防止啓発強化月間と位置づけ、啓発活動に取り組んでいます。どうしたらいじめを防ぐことができるか、こどもたちを取り巻く人間関係やいじめに関する意識など改めて考える機会とし、様々な広報啓発活動等を実施します。その一つとして、ピンクシャツ運動を実施します。
ピンクシャツ運動とは、ピンクのシャツを着たり、ピンク色のものを身につけることで、「いじめ反対」の意思表示をする運動であり、世界的キャンペーンの一つとなっている「ピンクシャツデー」をもとにしています。
また、いじめの相談窓口について広く周知し、いじめを早期発見、早期解消する環境を整備するため、今後、相談窓口を記載した啓発グッズを八尾市内の小中学校等に配布予定です。
こどもにとっての集団生活は、こども園や幼稚園・保育園など就学前から始まっています。就学前の集団にもいじめの要因となる「きざし」のようなものがあるのではないか、あるとすれば周囲の大人が「よりよい関わり方」をすることにより、就学後のいじめの予防につながるのではないかと本市では考えています。そこで、就学前児童における集団についての実態調査を行い、就学後のいじめの未然防止につながる集団への「よりよい関わり方」について導き出していきます。
八尾市いじめからこどもを守る課
電話: 072-924-4008
ファックス: 072-924-9304
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