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令和6年度 日本語指導対応研修

[2024年6月7日]

ID:74952

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令和6年度 日本語指導対応研修

 八尾市には、外国にルーツのある児童生徒が多く在籍し、外国から八尾市の学校に直接編入する数も年々増加をしています。こうした外国にルーツのある児童生徒にとって、日本語を理解し、活用できるようになることは、外国にルーツのある子どもたちの成長や生活、進路保障等においてとても重要なことです。そのために八尾市では、日本語指導が必要な児童生徒に対する日本語指導をより充実させることを目的として、教職員への日本語指導対応研修を実施しています。
 6月6日に実施した今回の研修は、「帰国・渡日の子どもたちの背景をふまえた支援等の在り方について」と題して、大阪府教育センター指導主事より講義をしていただきました。
 子どもたちが学校生活、友だちとのかかわり、コミュニケーションなど、どのようなことで戸惑っているのかについて具体例を提示していただき、どのような視点をもって支援を進めていけばよいのかについて、詳しくお話をしていただきました。また、学校にもどって教職員間で共有できる資料をたくさんいただきました。
 今後も八尾市では日本語指導を必要とする児童生徒への日本語指導のさらなる充実を図っていくとともに、国籍・民族・文化などの違いを尊重し、互いに学び合い、ともに生活できる多文化共生社会の担い手となる子どもたちを育てるために、すべての子どもが自分のルーツに誇りを持ち、互いを尊重できるようになるための国際理解教育や多文化共生の取り組みを推進してまります。

【受講者の感想より】(一部抜粋)

  • 本校にも直接編入して間もない児童がいます。母語であればわかる・できるということもあるのに、全く知らない日本という国で日本語を学んでいかなければならないという状況にありながら、がんばっています。今後は、より子どもの気持ちに寄り添いながら、指導・支援していきたいと感じました。
  • 大阪でこれまで大切に取り組まれてきたことがらや願いが、お話にちりばめられていて、再確認することができました。また明日から、先生方を巻き込みながら、外国にルーツのある子どもたちがアイデンティティを育みながら、安心して過ごしていけるようがんばろうと思いました。
  • 大阪府、八尾市の外国人の状況を詳しく知ることができました。またグループワークを通して、自分と違う学校の先生の考え方や意見が聞けてよかったです。帰国・渡日の子どもたちを受け入れる際のワーク「こんなときどうするの?」の対応の仕方が、とてもわかりやすかったです。

お問い合わせ

八尾市教育委員会事務局人権教育課

電話: 072-924-9854

ファックス: 072-923-2934

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