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令和6年度 人権教育研修講座 第5講

[2024年12月9日]

ID:77407

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令和6年度 人権教育研修講座 第5講

 八尾市では、教職員を対象に「学校における人権尊重の教育をより一層前進させるため、人権教育推進上の課題や実践事例等について研修を行い、教職員の人権意識の高揚と資質の向上を図る」ことを目的として、年間6回の人権教育研修講座を開催しています。

 令和6年12月4日(水)に、その第5講として、中河内地区人権教育研究協議会および八尾市人権教育研究会と共催で公開授業研究会を実施しました。授業では「八尾市教育センター研究協力員 人権教育部会」の取り組みの中で作成をすすめている教材を活用しました。この教材は、八尾市の子どもたちが自分たちの住むまちにおいて、保障されるべき人権が保障されていない状況を変えるために立ち上がった人々のことを知るとともに、その取り組みの意義を理解し、さらに人権保障の取り組みを進めていくために、自分たちは何ができるかを考え、実践していくことをねらいとしています。
 公開授業では、「しごと」をテーマに、人が働く上で大切にされなければならない権利や、仕事に対する差別をなくしていくために何が出来るかを考え、子どもたちがグループで互いの意見を熱心に聴き合う姿がありました。授業のあと、参加した教職員による質疑応答・協議を経て、大阪多様性教育ネットワーク共同代表の土田光子さんより、ご助言をいただきました。土田さんからは差別の構造を明確にしていただき、どのように人権学習に取り組んでいくべきか、ご講義いただきました。
 本研修講座では、子どもの現状に即した教材の作成や実践の在り方について深く学ぶことができました。この学びを、人権学習の充実につなげてまいります。

【受講者の感想より(一部)】

  • 授業の中で、先生が子どもの意見をまとめて、それを子どもたちに返されていて、そのことが、子どもたちが自分を誇れること、尊重し合えることにつながったと思いました。
  • 子どもたちにとって当事者との出会いに学ぶことは、自分の身近なこととして考える、いいきっかけになると思いました。また人権教育は、いじめや差別を許さない集団づくりがとても大切だと思いました。
  • 前時の振り返りで、ごみ収集の仕事についてあまり知らなかったと言っていた子どもたちが、実際に働いている人の行動や気持ちにまで寄り添って考えることができるようになったことは、すごく実りのある授業だと思いました。
  • 土田先生に話を聞いて、一番こわいのは無知であり、無知ゆえに、知らずに差別をしてしまう子どもを育ててしまうことであると思いました。



お問い合わせ

八尾市教育委員会事務局人権教育課

電話: 072-924-9854

ファックス: 072-923-2934

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