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令和6年度 史跡由義寺跡シンポジウムを開催しました

[2025年1月27日]

ID:77776

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2024年12月22日(日)史跡由義寺跡シンポジウムを開催

シンポジウムの内容

 シンポジウムの前半は、観光・文化財課職員による第6次発掘調査成果の報告、そして大阪府下の古代寺院の調査と整備事例について、柏原市の山根航さん、東大阪市の西山集さん、寝屋川市の丸山香代さん、枚方市の松野元宏さんにご報告いただきました。
 後半は、大阪府教育庁文化財保護課の木村啓章さんにご参加いただき、近畿大学文芸学部教授の網伸也先生のコーディネートで報告者の皆様とパネルディスカッションを行いました。

●山根さんのご報告
 河内国分寺跡の発見から最新の発掘調査成果についてご報告されました。今後の展望として、日本遺産の龍田古道を活用し、寺跡や周辺史跡の一体的な周知を図っていきたいと話されました。

●西山さんのご報告
 河内寺廃寺跡の史跡整備後の状況と近年の発掘調査成果についてご報告されました。発掘調査の際には整備後の活用を見据えた三次元測量を実施していること、往時の姿を体感できるVR空間映像を作成していることなど、史跡活用における先進事例がうかがえました。

●丸山さんのご報告
 高宮廃寺跡の再調査の様子や整備の進捗、史跡周知のための取り組みについてご報告されました。整備にあたり、地元、市役所関係部局と連携し、景観との調和を図りつつ進めていくことを重要視したと話されました。

●松野さんのご報告
 特別史跡百済寺跡の再整備における課題や今後の展望についてご報告されました。整備後40年以上が経過した各所の老朽化や便益施設建設にむけた課題などをあげられました。再整備事業を通して、積極的な情報発信を行っていきたいと話されました。

●パネルディスカッションについて
 冒頭、事務局より由義寺跡の整備進捗の報告を行ったのち、大阪府の木村さんより府下の整備実態についてご説明をいただきました。その後、由義寺跡の整備にむけた方向性について議論しました。史跡の立地する場所や環境には様々な制約があるが、地域の特性を活かした整備を進めること、史跡が賑わいの創出となるよう、地域と連携して整備をすすめ、活用していくこと、などの意見がありました。

 当日の資料のうち、史跡由義寺跡の発掘調査成果については、下記からダウンロードできます(転載はご遠慮ください)。

市職員による発掘調査成果の報告

柏原市山根さんの報告

東大阪市西山さんの報告

寝屋川市丸山さんの報告

枚方市松野さんの報告

パネルディスカッションの様子

大阪府木村さんの説明

近畿大学網伸也先生

報告資料:軟弱地盤に塔を建てる-史跡由義寺跡第6次発掘調査成果報告-(転載不可)

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八尾市魅力創造部観光・文化財課

電話: 072-924-8555

ファックス: 072-924-3995

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