バラエティ豊か、にもほどがある? 八尾市のディープな魅力を集めたリーフレットです。
八尾の魅力をちょっと掘り下げた、楽しい小冊子ができました。
その名も「世界に自慢したい 八尾の名物」。
八尾って、実はこんなにバラエティ豊かで、面白く興味深い魅力が詰まっている、ということを広く知ってもらいたい。そんな想いから生まれた冊子。
いつでもバッグやポケットに忍ばせて、「八尾ってこんなとこやねん!」と自慢?してもらえるコンパクトなサイズです。
ぜひご覧いただいて、改めて八尾の魅力を感じてください。
また、冊子の配架・配布にご協力いただける方も募集しています!
バラエティ豊かな「名物」たち
※画像をクリック(タップ)すると詳しく見ることができます。
「ご自由にお入りください」
古墳といえば宮内庁によって濠や柵で囲まれているなど、ハードルの高いところが多いが、八尾にはそうではない古墳が結構な数で点在している。出入り自由で、事前の見学申し込みも不要。フリーパスで受け入れてくれる。
八尾市の東部、高安山麓には現在250基以上の古墳があり、「高安千塚」と呼ばれている。多くは入り口から羨道(せんどう)という天井の低い通路が続き、その奥に棺を設置した石室があるが、そこにも入ることができるため、個々を聖地と崇める古代マニアもいるほどだ。
ハニワこうていでおなじみ、八尾市立しおんじやま古墳学習館の福田和浩館長もその一人で「古墳めぐりは時空をさまよう旅。古代人が見た風景を追体験できるんです。服部川7号墳や開山塚古墳の石室は立って歩けるほど広く、意外と快適ですよ」。中はまったくの闇で古代人の精神に近づくような気持になるらしい。
「高安千塚古墳群を歩いてまわろう!」高安千塚古墳群の紹介
「八尾市立しおんじやま古墳学習館」ホームページ
八尾野菜のスターたち、見参。
特産品を堪能できる近場のシアワセ、地元野菜
都会の人たちにとって農作物の収穫体験は行楽のようなもの。お弁当を広げて田舎の空気を満喫したいが、八尾の枝豆畑は様子が違う。掘り取りイベントでは人が入れ替わり立ち替わりやって来てはさっさと枝豆を根元からひっこ抜き、そこで遊ぶでもなくすぐに帰る。
なぜか?農園が住宅地に隣接しているため、雄大な田園風景や走り回れる広場がないこともあるが、急ぐ一番の理由は「新鮮なうちの濃厚な旨みを味わいたい」から。
あまり知られていないが、枝豆はネギなどの軟弱野菜と同じ、生鮮品の仲間。緑色の硬いさやに覆われ、保存が利きそうだが、収穫して2日経つとアミノ酸と糖分が半減してしまう。外国でも枝豆の塩ゆでが大人気と聞くが、それらははたして新鮮なのか。掘ってからすぐに湯がいた八尾の枝豆の味を知ると、きっと「○☒▽※⁉」(今までのは何だったのか)と驚くに違いない。
八尾の枝豆は近畿圏内トップクラスの収穫量なので、ご近所の居酒屋で「これ、イケるね」という枝豆に遭遇したら、それは間違いなく八尾産の確率が高いはずだ。
1月末、まだ冬の真っ最中に、ひと足早く春を告げる八尾特産の若ごぼうが市場に出回り始める。根っこだけ食べるごぼうではなく、見た目フキのような軸を主体に葉(しっかりアク抜きすれば)も根もすべて食べられる。廃棄率の低いエコな野菜だ。
ただ、最初に生えてくる軸は硬いため、すべて刈り取り、次に出てくるやわらかいものが収穫される。栽培期間が長い分、鉄分や食物繊維、ルチンなど、大地の恵みをたっぷり吸収していて、栄養価はバツグン。ほんのり甘くほのかな苦みがやみつきになる。よそでは珍しい、若ごぼうを使った和菓子や蕎麦が気軽に味わえるのも、産地ならではのお楽しみだ。
お造りに添えられるツマの一つである「紅たで」は、かつて久宝寺だけで全国の9割を栽培していた特産品。辛み成分に殺菌作用があり、採れたてのピリピリ感はすさまじく、これぞスーパーフード。魚のうまみが数段感じられる。
定番野菜の小松菜や春菊もメイド・イン八尾が大阪府の収穫量に大きく寄与。八尾中がまさに鮮度に恵まれた「畑のつづき」なのだ。
八尾えだまめの紹介
八尾若ごぼうの紹介
名店は「顔」でも魅せる。
クセが強いというより、もはやレジェンド。重鎮の一人、「とんかつマンジェ」の坂本邦雄さんは日本一の行列の店と謳われてもカウンターのみの13席を貫く。素材の吟味のあまり仕入れ品のダメ出しは当たり前。多忙ゆえ指揮官の表情は厳しいが、「お腹が空いたら生パン粉がうまいね」いたずらっぽく笑うこともある。
「味平食堂」の山田浩三さんは町工場がひしめく太田で唯一残っためし屋の店主。裏の畑で野菜を作り、うどんは自ら手打ち。「安く食べてもらうためなら。ものを作るのが好きなんや」と涼しい顔だ。
極め付きは「ザ・ミュンヒ」の田中完枝さん。長期熟成の創作コーヒーで知られ、それが重要文化財級の器でやってくる。水さえもバカラのグラス。真空管アンプから至高のサウンドが流れ、浮世離れ感は想像以上。超然としたマスター面差しが脳内リフレインされることだろう。隠れた伝説の店は八尾にはまだたくさんある。
おいしい八尾
お店情報「八尾市あきんどOn-Doネット」
八尾市の名物マップ
【八尾市の面積】41.72㎢
南太平洋のツバル、ナウル共和国、ヨーロッパのモナコ公国、バチカン市国よりも広いのです。
【八尾市の人口】266,790人
南太平洋のバヌアツ共和国、カリブ海のグレナダ、ヨーロッパのアンドラ公国、リヒテンシュタイン公国よりも多いのです。
※八尾市の数値は2019年2月1日現在
いろいろな八尾の魅力を紹介。PRサイト「やおきぶん♪」
どうやったら手に入る?
「世界に自慢したい 八尾の名物」は、
- 八尾市役所(1階ロビーまたは3階情報公開コーナー)
- 市内の公共施設
- 情報発信コーナー(アリオ八尾2階)
などで配架しています。また、今後配架場所を拡大していきます。
「八尾の名物」を置いていただける場所、配っていただける方を募集します。
「世界に自慢したい 八尾の名物」を施設・お店の窓口やカウンターなどに置いていただいたり、つながりのある方に渡していただける方を募集します。
八尾市を面白く紹介したり、ちょっとした話のネタに使える冊子ですので、ぜひ八尾市の認知度・愛着アップにご協力ください。
ご協力いただける方はこちらの申込みフォームにて氏名、住所、連絡先と、欲しい部数を入力していただいて、お申し込みください。後日こちらより郵送させていただきます。
「世界に自慢したい 八尾の名物」のサイズは右のとおりです。
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