[2022年4月21日]
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中河内最大の前方後円墳である心合寺山(しおんじやま)古墳にある桐の花が見ごろを迎え、訪れた人の目を楽しませています。
桐の木は、古墳の後円部(丸い部分)に2本立ち並び、その高さは約15m。平成30年9月には、台風により枝が大きく折れるなどの被害がありましたが、今年も枝先から5~6センチの面長で薄紫の花を咲かせ、古墳が一般開放される午前9時から午後5時の間(火曜日除く)は、間近に桐の花を眺めることができます。
心合寺山古墳は、5世紀前半ごろに造られた全長160mの前方後円墳で、中河内一帯を治めた豪族の墓と考えられています。平成17年に、歴史を体感できる場として復元整備された際、もともとあった桜や桐の木などは残しながら、新たにさまざまな木々や草花が植えられ、自然に包まれた環境の中で四季を感じながら、歴史に親しめる場となっています。
また、古墳の隣にある、しおんじやま古墳学習館では、心合寺山古墳をはじめとする周辺の古墳を学ぶことができ、子どもたちにも分かりやすい展示・映像コーナーや、歴史を体感できる楽しいイベントや講座も行っていて、子どもから大人まで楽しめる施設です。
しおんじやま古墳学習館長のお話では、今年は下旬までが見ごろであり、桐の上部に多く花が咲いているため、花を観賞する場合は古墳の上からが見やすくなっているとのこと。桐の花の鑑賞に来られた方は「桐の花を初めて見ましたが、薄紫色の花がとてもかわいい。古墳の上で咲く様子もめずらしくて思わず写真を撮りました」と笑顔で話していました。
しおんじやま古墳学習館 電話072-941-3114
八尾市政策企画部広報・公民連携課
電話: 072-924-3811
ファックス: 072-924-0135
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