[2024年10月1日]
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9月8日(日)、八尾市まちなみセンター(久宝寺3)周辺の道路や寺社で「久宝寺寺内町燈路まつり」が、久宝寺寺内町まちづくり推進協議会並びにNPO法人寺内町久宝寺主催により行われました。
八尾市には、久宝寺・八尾・萱振の3つの寺内町があり、中でも久宝寺寺内町は最も古い歴史を持ちます。その歴史は、戦国時代にさかのぼり、1470年に本願寺第八世蓮如上人が久宝寺で布教、1479年に西証寺(現在の顕証寺)を建立したことから、この御坊を中心として久宝寺寺内町が誕生しました。今でも碁盤の目の町割りや古民家に当時の面影が残されています。
そんな久宝寺寺内町の良さを地元だけでなく、他の地域にも発信し、「歴史ある町 久宝寺」を訪れてほしいとの思いから、燈路まつりが毎年開催されています。今年は顕証寺の山門前で盛大なオープニングセレモニーが行われました。
また、日の明るい内から燈籠がまちを照らす夜になるまで、中学生による吹奏楽の演奏や、子ども達のダンスパフォーマンスや屋台、顕証寺での舞楽法会、許麻神社での神楽の奉納が行われ、訪れた人々は思い思いに楽しんでいました。
まちなみを照らす燈籠は、木や紙、廃材など素材も形もさまざまで、地元のこども園児から小中学・高校生、地域住民・企業により、個性豊かな絵が描かれ、思いの込められた字が書かれていました。燈籠の並ぶ路を歩く人たちは、やさしい灯りに包まれた幻想的な雰囲気を楽しみながら見事な作品に感心したり、また、自分が描いた作品を見つけた子ども達は嬉しそうに「あった!」と歓声を上げたりしていました。
また、大阪府・大阪文化芸術事業実行委員会主催で顕証寺の無碍庵(東長屋)にて行われた「顕証寺仲秋の奏」では、お笑いコンビ ミサイルマンの岩部彰さんの司会で、顕証寺住職 近松真定さんによる顕証寺や寺内町の歴史と文化についてのトークショーや、箏曲演奏が行われ、立ち見が出るほど大勢の人が観覧していました。
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