[2024年7月18日]
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八尾の夏の風物詩の一つ「高安祭り」として知られる玉祖神社(神立5)の夏祭りが、7月13日(土)・14日(日)の2日間にわたって行われました。14日の夕方、山手の各地区から集まった重さ約1.5~2トンもある布団太鼓7台が豪快に練り歩くと、鳥居前の「練り場」に詰めかけた見物客は間近に迫る大きな布団太鼓の迫力に圧倒されながら担ぎ手を応援し、会場は熱気に包まれていました。
高安祭りの見ものの一つが、布団太鼓の「練り」。担ぎ手たちが大きな掛け声をあげ、重く響きわたる太鼓のリズムに合わせて進みます。布団太鼓を飾る白い房や提灯が大きく揺れる様子は美しく、地区ごとで揃いの法被に身を包んだ青年団員らが歯を食いしばりながら力強く布団太鼓を担ぐ様子は迫力満点。特に盛り上がるのは、担ぎ手全員が合図に合わせて布団太鼓を頭上に持ち上げる「サッセ」。力強く持ち上げられ、ひと際高く夜空に浮かび上がる太鼓台は、訪れた多くの見物客を魅了しました。また、「投げテープ(クモの糸)」や「スモーク」など各地区の趣向を凝らした演出で会場は大いに盛り上がり、沿道を埋め尽くす見物客は大いに楽しんでいました。
「練り」は、旧国道170号線の水越東交差点から消防署前交差点までの約500mを通行止めにし、神立、水越、楽音寺、大窪、大竹、千塚、郡川の7地区の布団太鼓によって合計2回行われ、1回目の「練り」が終わると、各地区合同で担ぎ手が集まり、玉祖神社の神輿を担いで練り歩きが行われました
2回目の「練り」が終わると、布団太鼓は鳥居をくぐり、約1.5km離れた玉祖神社へ宮入りに向かいました。そして、神輿が神社に納められると、惜しまれながら熱い祭りは終わりを迎えました。
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