みんなで広げる　消費者視点

　消費者の視点で環境にやさしく健康で安全・安心な地域社会づくりについて考える「第62回消費者大会～健康で安全・安心なくらしを求めて～」が8日、文化会館（光町2）で開催されました。主催は、八尾市消費問題研究会・八尾市食生活改善推進協議会・NPO法人関西消費者連合会・主婦連合会大阪支部（いずれも角田禮子会長）。
　同大会は午前と午後の2部制で行われ、午前の部は光のプラザでのオープニングのあと、八尾警察署生活安全課長の亀嵜　則宏さんが「詐欺の被害に気をつけましょう」のテーマで講演されました。また、消費者問題や食生活の改善、すまい、交通安全、地域活動などをテーマとしたさまざまなパネルが展示され、多くの来場者が興味深く見入っていました。

　催し物では、楽しみながら交通・省エネ・リサイクルについて考えようと、会員などがモデルとなって舞台に上がり、恒例のリフォームファッションショーが行われました。豪華な結婚式衣装の披露から、自転車ヘルメットの紹介や夕暮れ時の事故を防止する反射材の着用の啓発、タンスにしまいこんだ着物などをリフォームした作品紹介が行われました。
　着物の柄を活かして現代風にアレンジしたワンピースやロングスカート、簡単に脱ぎ着できる着物などが次々と披露されました。いずれの作品も見事にリフォームされており、モデルが登場して作品が紹介されるたびに来場者からは大きな歓声が起こり、会場は大いに盛り上がりました。