高安山ハイキング

市東部に横たわる高安山は標高488メートル、自然の宝庫です。
山ろくでは切花や花木栽培が盛んで「花づくりの里」とも言われています。春には、サンシュユ・モクレン・ツバキ・サクラなど色とりどりの花々が山肌を染め上げ新緑の季節や紅葉など、四季折々の花木が山肌を彩る絶好のハイキングコースとして親しまれています。古来峠を行く人の喉を潤したと伝わる水呑み地蔵や、日本書紀に記述の残る高安城跡などの歴史資産も多く、自然とともに楽しむことができます。1月中旬から2月頃には、大阪平野を見渡せる玉祖神社（神立5）にある傾斜地に約2,000平方メートルに渡ってスイセンが咲き誇り、訪れる人たちの憩いの場となっています。
ケーブルで近鉄信貴山口駅から高安山駅まで上がれば、晴天の日には大阪平野から遠く六甲山までもが一望できます。山頂からは、高安山気象レーダーや幻の高安城倉庫址を経て、「信貴山の毘沙門さん」として知られる朝護孫子寺に続くハイキング道も整備されています。

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