[2024年2月3日]
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鬼を退治することで1年の無病息災を願う節分の伝統行事「鬼追い式（追儺式、ついなしき）」が、2月3日午後7時30分から八尾天満宮で開催されました。
鬼追い式は、新年を迎えるにあたって人々が災いや病気に見舞われないようにと行われている神事。「疫鬼（えっき）」「悪鬼（あっき）」と呼ばれる赤や青などの鬼がたいまつを掲げて暴れながら拝殿へ駆け登ろうとするのを、「鬼追い神」が矛を突きつけて鳥居前まで追い出すことにより、人々に降り掛かる災いなどを退けようとするもの。
八尾天満宮の鬼追い式は、担い手不足のため平成元年以降中断していましたが、氏子など地元住民の協力で、平成12年に追儺保存会を結成し、復活させました。
節分の前日となる2日、鬼や鬼追い神に扮した追儺保存会のメンバーらが、式のPRのため八尾市役所などを練り歩きました。本番当日には、境内で福豆が参拝者に撒かれた後、鬼追い式が開始。「ウォー！」という雄たけびを上げながら境内を駆け回る鬼たちに、詰めかけた参拝者らは大興奮。
「鬼なんて怖くない！」と勇敢に立ち向かっていた小さな子どもも鬼が近くに来ると、その迫力にびっくりして泣いてしまったり、大声で叫び返す子もおり、その様子はさまざまで、神事は大いに盛り上り、参拝者みんなで無病息災を祈願していました。
八尾天満宮 TEL：072－922－3558
八尾市 政策企画部 広報課
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