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春を告げる「八尾若ごぼう」収穫中

[2024年2月21日]

ID:73102

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ブランド野菜「八尾若ごぼう」の出荷が始まっています

収穫された若ごぼう

 平成18年に大阪府の「なにわ特産品」として選定され、平成25年8月に特許庁から「地域団体商標登録」の認可を受けたブランド野菜「八尾若ごぼう」の出荷が最盛期を迎えています。若ごぼうは、江戸時代に現在の大阪市内の上町台地で多く栽培され、大正時代の頃から八尾市域でも栽培されるようになりました。現在は、八尾市の南高安地区を中心に約100軒の農家が栽培しており、収穫量は全国でもトップクラスを誇ります。
 若ごぼうは、根を利用する普通のごぼうとは別の品種で、「煮てよし!炒めてよし!炊いてよし!」と、軸や根、葉まですべておいしく食べられる野菜として人気があります。もともと漢方薬として日本に渡来したというくらい、食物繊維やカルシウム、鉄分、ビタミンB₂が豊富に含まれている栄養満点の野菜です。

若ごぼうを運ぶ農家さん

 2月中旬の午後、市内で八尾若ごぼうを栽培する畑中さんの畑を訪ねると、ビニールハウスに入ったとたんに甘くて清々しい香りに包まれました。土を掘る作業は鍬から機械に変わったものの、柔らかい若ごぼうを傷つけないように、土から引き抜く作業は今も人の手で行っています。息子さんと2人、朝から収穫作業をされている畑中さんの額には汗が光っていました。丸1日の作業で500束から多い時には1000束の若ごぼうを収穫し、その後、畑とは別の作業場で洗浄と包装を行った後、市場へと出荷されます。今年は夏の暑さや12月の温かさが影響し、収穫時期が遅れ、量も多くないものの、その分栄養をたっぷり吸った美味しい若ごぼうに育っているそうです。
 祖父の代から若ごぼうを作っている畑中さんにおすすめの食べ方を聞いたところ、「炊き込みご飯とお好み焼き」だそうです。キャベツのかわりに若ごぼうを入れてお好み焼きの生地を作って焼くことで、簡単に食べられるとのこと。
 ハウス栽培の若ごぼうの後は、露地栽培の若ごぼうの収穫が始まり、4月まで若ごぼうの出荷は続くそうです。

若ごぼうを引き抜く様子
農家さん親子

若ごぼうのレシピや販売場所については、八尾特産物net.(別ウインドウで開く)からご覧ください。

■問合せ

農とみどりの振興課  TEL:072-924-9864

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お問い合わせ

八尾市 政策企画部 広報課
電話: 072-924-3811 ファックス: 072-924-0135