[2024年2月29日]
ID:73307
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
2月29日、本市・大阪府・ダイドードリンコ(株)の共催で、認知症・フレイル予防講演会・体験会が八尾商工会議所会館で開催されました。「フレイル」とは加齢に伴って筋力や心身の活力が低下し「健康」と「要介護」の中間の虚弱な状態にあることをいいます。2月1日が一般社団法人日本記念日協会が制定した「フレイルの日」にあたることから、本市では、2月をフレイル予防月間として、フレイル予防に関する啓発や取り組みを強化し、フレイル対策をすすめています。
八尾市保健所保健企画課健康まちづくり科学センター総長 北村明彦医師の講演会では、認知症やフレイル予防のために毎日の生活の中で必要なこと気をつけたいこと等についてわかりやすく説明がありました。認知症予防には食事、定期的な健診の受診、睡眠が重要であること。フレイル予防には、歩行運動、筋力運動、体操・ストレッチなどの適度な運動が重要で、普段歩く時よりも歩幅を広げて歩くことも効果的であるとの説明がありました。
続いて、ライフキネティック日本支部マスタートレーナー中川慎司氏を講師として招き、脳トレと運動を組み合わせたエクササイズ「ライフキネティック」の体験会がありました。参加者は、ボールを使用したり、音楽に合わせて楽しく体を動かすことで脳トレと運動を同時に体験しました。普段と違った動きと頭の中で違うことを考えることで脳のトレーニングになることが大切と説明がありました。また、会場には体組成を測定できる機器も用意され、自分のフレイル状態を確認していました。参加者の一人は「健康に長生きするために食事と運動が大切だということを改めて感じました。自分の体と向き合っていきたい」と話されていました。
健康まちづくり科学センター TEL:072-994-0665
八尾市 政策企画部 広報課
電話: 072-924-3811 ファックス: 072-924-0135