市長レポート(八尾市議会3月定例会が開会しました)
市民の皆様に、市政に関する情報などをタイムリーに、わかりやすくお伝えするため、「市長レポート」をお届けします。
八尾市議会3月定例会が開会しました
市議会3月定例会が開会し、令和7年度の市政運営の基本的な考え方や重点的に取り組む施策などを盛り込んだ「市政運営方針」を発表いたしました。
令和7年度の市政運営の基本方針は「2025年大阪・関西万博」「子ども・子育て」「安全・安心・環境」「健康・福祉」「魅力・活力」を市政運営の5つの重要ポイントとし、物価高騰の影響を受ける市民生活への支援を行いながら、重点取り組みを中心に、各種の取り組みを展開します。
開会にあたって
今、自然災害のリスクの高まりや、長く続く物価高は、私たちの生活に大きな影響と不安を与えています。とりわけ、南海トラフ地震については、今後30年以内の発生確率が「80%程度」に引き上げられるなど、防災対策は待ったなしです。引き続き、地域防災力の強化に取り組んでまいります。
さらには、国土交通省等への要請活動を強化している「国道25号線バイパス」や都市計画道路「八尾富田林線」といった災害対策にも有用なインフラ整備の促進など、
様々なアプローチから市民の皆さんの命を守る取り組みを進めてまいります。あわせて、足元の物価高対策については、給付金事業による低所得者世帯への支援に加えて、
子育て世帯への支援として、小・中学校の給食費の無償化を継続実施いたします。
来る令和7年度も直面する課題に真正面から向き合い、市民の皆さんに寄り添いながら、29の重点事業をはじめ、必要となる施策をタイムリーかつ着実に実行して参ります。
一方で、「遠慮なければ近憂あり」という言葉があるように、将来を考えて希望の道筋を示し、これを実行に移すことついても、政治の責任だと確信しています。
厳しい財政状況にあっても、公民連携などのあらゆる手法を駆使しながら、不断の行財政改革を進めて、新たな財源を生み出していく。その上で、先見性をもって、将来の八尾の成長と発展に資する取り組みにも積極的にチャレンジしてまいります。
2025大阪・関西万博の開幕まで51日となりました。世界160以上の国や地域が参加するこの万博で、本市は自治体で唯一、大阪ヘルスケアパビリオンとフューチャーライフエクスペリエンスに出展し、「やおのものづくり」や超高齢化社会を展望した本市の科学的な健康づくりを世界に発信いたします。さらに、「ウーマンズパビリオン」では、本市職員が女性活躍推進をテーマにしたパネルディスカッションに登壇して、本市の取り組みを発表いたします。大阪ウィークでは多くの市民の皆さんにも参加いただき、全市を挙げて八尾の魅力や取り組みを積極的に打ち出す予定です。
人口減少社会に突入する中、八尾の技術や魅力を発信して、関係人口を増加させ、市内経済を活性化させること。八尾の子どもたちに かけがいのない人生の経験と発見、感動の機会を提供すること。市民の皆さんに一段と八尾の魅力や取り組みを実感してもらうこと。万博への取り組みは、八尾市の成長と発展に向けた「将来への投資」であり、多くの波及効果を2025年大阪関西万博に期待しています。
来る令和7年度は、私が市長に就任してから2期目の3年目を迎えます。引き続き、私が先頭に立ち、風通しの良い組織のもと、コンプライアンスを確保し、市民最優先の姿勢を徹底しながら、改革と成長の好循環によって市政を着実に前に推し進めてまいる覚悟であります。
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