屈折放水塔付多機能消防ポンプ自動車、災害対応特殊救急自動車(消防力の強化応援プロジェクト)の配備
屈折放水塔付多機能消防ポンプ自動車、災害対応特殊救急自動車の配備について
ガバメントクラウドファンディング「消防力の強化プロジェクト」により、屈折放水塔付多機能消防ポンプ自動車、災害対応特殊救急自動車を配備し、令和5年3月27日より本署で運用を開始しました。
今後も、「もしもの時に備えがあるまち」を目標に掲げ、消防職員一丸となって、各種災害に対応するため、消防力の強化の取り組みを進めてまいりますので、引き続き、皆様のご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
なお、屈折放水塔付多機能消防ポンプ自動車、災害対応特殊救急自動車については、緊急消防援助隊登録車両となり、有事の際は市内市外問わず活躍する車両となります。
屈折放水塔付多機能消防ポンプ自動車
- 車両寸法
- 全長:約7,500mm
- 全高:約3,100mm
- 全幅:約2,330mm
- 車両総重量:約11,990kg(乗員6名・水ポンプ付)
- 規格地上高:13.7m
- 最大作業半径:8.4m
- バスケット積載荷重:2,700N又は3名
消防署本署に配備しました。
屈折放水塔付多機能消防ポンプ自動車は、従来の梯子車と比較し、消火能力、救助能力、資機材収納庫が格段に向上します。それにより、今までの「梯子車=高層建物特化車両」といったイメージではなく、一般住宅のような低層建物まで活動の幅が広がり、八尾市全域での活躍が期待できます。
1台で消火、救助、資機材収納という様々な役割を果たす屈折放水塔付多機能消防ポンプ自動車の特徴として、地上高約13.7m(ビル5階相当)及び地盤面からマイナス約2.1mへ届くバスケットとブームを有する屈折放水塔付多機能消防ポンプ自動車は今まで届かなかった場所での救助活動が可能となり、水槽(900ℓ)と圧縮空気泡消火装置(CAFS)を搭載することで、塔上からの単独放水が可能となります。
災害対応特殊救急自動車
- 車両寸法
- 全長:約5,650mm
- 全高:約2,490mm
- 全幅:約1,890mm
- 車両総重量:約2,820kg(乗員7名)
消防署本署に配備しました。
現在の高規格救急自動車にも積載している高度救命処置用資機材に加え、近年需要が高まっている感染症対策として、自動心臓マッサージ器やディスポ―ザブル型の吸引器などを導入し、傷病者の感染対策はもちろんですが、日々、救急活動に従事している救急隊員への二次感染防止にもなります。
車両の機能向上として車両後方のカメラ映像を映し出すデジタルインナーミラーや車両を上から見たような映像をナビゲーション画面へ表示するパノラミックビューモニターを採用し、患者室で遮られる後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするなど、視認性を向上しました。
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