電気コードが発火!あなたの家は大丈夫?
「半断線」状態になっている電気コードは出火の危険あり!
家具の下敷きになっていたり、強く折れ曲がったりしている電気コードは、中の銅線が「半断線」になっている可能性があります。
もし、このような状態で使用を続けると、断線した部分で熱が発生したり、スパークするなどして、ビニール被覆が燃え出す危険があります。
「半断線」って?
電気器具の電源コードは、一般に細い銅線が数十本入って1本のコードになっています。
この数十本のうちの一部が切れた状態を「半断線」といいます。

出始めました。
これは八尾市消防署で実施した発火実験の様子です。
この実験では、みなさんのご家庭でも使用されている一般的な電気コードを「半断線」状態に加工し、約1,500Wの器具をつなげて電気を流しました。

電気コードが発火し、上にかぶせていた衣類(毛100%のセーターの切れ端)に着火し燃え出した様子です。
あなたのご家庭は大丈夫ですか?一度点検してみてください。
このような症状が見つかったら要注意!
チェックポイント
- コードのビニールに変色している箇所がある。
- コードのビニールに溶融(変形)している箇所がある。
- 使用中、異常に熱くなる箇所がある。
- コードの中の銅線がむき出しになっている箇所がある。
このほか、コードの伸び方や折れ方で、器具の電源が入ったり、切れたりする場合も、断線している可能性があります。
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消防本部 消防署
〒581-0017大阪府八尾市高美町5-3-4
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