【令和6年6月号(5月20日発行号)】大阪府インターネット上の誹謗中傷や差別等の人権侵害のない社会づくり条例
大阪府インターネット上の誹謗中傷や差別等の人権侵害のない社会づくり条例
条例の一部改正
この条例は、インターネット上の誹謗中傷や差別などの人権侵害を防止し、府民の誰もが加害者にも被害者にもならないようにすることをめざして制定され、一部の改正が令和6年4月1日に施行されました。
条例改正の内容
- プロバイダ事業者等への削除要請等(第12条)
被害者がプロバイダ事業者などに削除要請を行っても情報が削除されず、不当な差別的言動があることが明らかであるなど必要と認めるときは、府は、プロバイダ事業者などへの削除要請などを行うことができるものとします。 - 情報を発信・拡散した者への説示・助言(第13条)
プロバイダ事業者などへ削除要請などを行ってもなお情報が削除されず、不当な差別的言動に係る情報を発信・拡散した者が明らかであるなど必要と認めるときは、府は、その者に対し、情報の削除に向けた説示・助言を行うことができるものとします。 - 大阪府人権施策推進審議会への諮問(第15条)
削除要請等や説示・助言を行うに当たっての基本的考え方、インターネット上の人権侵害の解消推進施策の検証などについて、審議会の意見を聴くものとします。
相談窓口
インターネット上の誹謗中傷やトラブルに特化した、府内初の専門相談窓口「ネットハーモニー」が、令和5年11月6日に開設されました。
相談は、LINE、電話で簡単にできます。インターネット上で人権を侵害された人や誹謗中傷が書き込まれた人など、ひとりで悩まず、まずは窓口にご相談ください。
相談時間
月曜日から土曜日 16時から22時
第2日曜日 13時から18時
※祝日及び年末年始を除く
電話番号
ネットハーモニー 06-6760-4013
差別書込みを発見したとき
インターネット上で本市に関する差別書込みなどを発見したときには、人権政策課までご連絡ください。なお、連絡の際は、
- 対象となる掲示板等の名称およびURL
- 書込み等の内容
もあわせてお伝えください。
また、市内の公共施設、駅、公園など、多くの人が出入りする場所で、差別落書きが発見されています。差別落書きを発見した際も、人権政策課までご連絡ください。
一人ひとりが加害者とならない意識をもち、誰もが被害に遭わないよう、命の尊さや人間の尊厳を認識し、すべての人の人権が尊重される豊かなインターネット社会を創りましょう。
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このページに関するお問い合わせ
人権ふれあい部 人権政策課
〒581-0003大阪府八尾市本町1-1-1
電話番号:072-924-3830 ファクス番号:072-924-0175
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