令和6年度 八尾きらり【古民家】の登録物件
令和6年度八尾きらり【古民家】の登録物件
八尾きらり【古民家】登録物件一覧表
登録物件 八尾きらり |
景観資源の種類 | 景観資源の名称 | 景観資源の所在地 | エリア | 備 考 |
---|---|---|---|---|---|
第19号 | 建造物 | 植野邸 | 大字大窪 | 大窪・山畑 | |
第20号 | 建造物 |
貴島邸 |
楽音寺7丁目 | 楽音寺 | |
第21号 | 建造物 | 阪本邸 | 楽音寺6丁目 | 楽音寺 | |
第22号 | 建造物 | 前田邸 | 太子堂4丁目 | 太子堂 | |
第23号 | 建造物 |
シャルキュトリー・ロシニョール |
恩智中町5丁目 | 恩智 | |
第24号 | 建造物 | 谷原邸 | 木の本1丁目 | 木の本 | |
第25号 | 建造物 | 梅田邸 | 太田6丁目 | 太田 | |
第26号 | 建造物 | 藤本邸 | 南本町4丁目 | 南本町 | |
第27号 | 建造物 | 塚口邸 |
南本町6丁目 |
南本町 | |
第28号 | 建造物 | 寺内邸 | 沼2丁目 | 沼 | |
第29号 | 建造物 | 内山邸 | 太田2丁目 | 太田 | |
第30号 | 建造物 | 森田邸 | 東本町2丁目 | 本町・東本町 | |
第31号 | 建造物 | 越前文光堂 | 久宝寺3丁目 | 久宝寺 | |
第32号 | 建造物 | 竹田邸 | 老原2丁目 | 老原 | |
第33号 | 建造物 | 岡井邸 | 久宝寺2丁目 | 久宝寺 | |
第34号 | 建造物 | 山田邸 | 久宝寺5丁目 | 久宝寺 | |
第35号 | 建造物 | 𠮷川邸 | 久宝寺3丁目 | 久宝寺 | |
第36号 | 建造物 | 辻井邸 | 神立6丁目 | 神立 | |
第37号 | 建造物 | 清水邸 | 大字山畑 | 大窪・山畑 | |
第38号 | 建造物 | 安井邸 | 恩智中町4丁目 | 恩智 | |
第39号 | 建造物 | 辻田邸 | 東山本町5丁目 | 山本 | |
第40号 | 建造物 |
久宝寺3丁目大水路長屋 |
久宝寺3丁目 | 久宝寺 |
※個人の住宅については、基本的に公開されていません。見学・鑑賞等で周辺地域を訪れる際には、所有者や近隣住民の方々に迷惑がかからないようにご配慮ください。また、写真撮影やSNSへ投稿される際はご配慮お願いします。
各エリアについて
【久宝寺寺内町】
470年以上の歴史を持つ寺内町で、江戸時代に形成された碁盤の目状の町割りが残されていて、歴史的なまちなみが特徴的なエリア
【本町・東本町】
交通の要衝として中世から村落が集まっており、江戸時代初めに八尾寺内町が形成されたことで、さらに発展したエリア
【南本町】
久宝寺寺内町・八尾寺内町を抜けて奈良街道に合流する旧街道(後の八尾街道)が南北に通り、その沿道に中世から形成された小村落が連なり、八尾八カ村と呼ばれたエリア
【植松】
長瀬川沿いの旧街道に面して発達した集落で、江戸時代には、大和川付け替えによって造られた安中新田の新田集落も形成されているエリア
【太子堂】
国道25号線沿いで、難波と大和をつなぐ主要道路として長く歴史的な役割を果たしてきた奈良街道沿いの集落(旧太子堂村)があったエリア
【老原】
太子堂・植松から奈良街道沿いをさらに東へ進んだ場所に形成された集落(旧老原村)があったエリア。、旧集落内の建物は建て替わりが進んでいるが、ところどころに歴史的な建造物が残っている。
【木の本】
旧大和川の支流沿いに形成され、水運や農業などで発展した集落(旧南木本村)があった場所で、歴史的な資源も多いエリア
【山本・東山本】
近鉄河内山本駅北側に位置しており、玉串川沿いの山本エリアは大和川が付け替えられ、その後新田開発によってできた地域。また、旧街道沿いに集落が形成された歴史のあるエリア
【楽音寺】
十三峠を越えて大阪と奈良を結ぶ十三街道沿いに形成された山麓の集落(旧楽音寺村)があったエリア
【神立】
高安山麓の集落の中では最も高地に位置している。蛇行して山なりに傾斜した道に沿って石垣が積まれており、その上に大和棟の古民家が建ち、周囲に農地やため池が広がっているような、特徴的な農村の景観が形成されているエリア
【大窪・山畑】
東高野街道の東側の丘陵地帯に古くから形成された集落で、江戸時代後期から明治期の大和棟民家が良く残るエリア
【恩智】
市南東部の山麓の集落で、旧街道が交わる場所に位置している。江戸時代に河内木綿産業で栄えたまちということで、伝統的な佇まいの建物が今も残っており、神立地区と同じく、大和棟の家屋がまとまって残っているエリア
【太田】
古くからの集落(旧太田村)があった場所で、明治時代には機械紡績を取り入れ、綿織物産業の中心地となった。現在は戸建て住宅が建ち並んでいるが、ところどころにある寺社や古民家に旧集落の面影が残るエリア
【沼】
市の南部、大和川の右岸に位置する。古くからの小村(旧沼村)があったエリア。現在は、建て替わりが進んでいるが、ところどころにある寺社や古民家に旧集落の面影が残る。
八尾きらり第19号(植野邸)

長屋門は、切妻瓦葺きで腰壁縦板張り。1か所設けられた装飾のある出格子窓がアクセントになっている。
八尾きらり第20号(貴島邸)

八尾きらり第21号(阪本邸)

表門も屋根瓦や腰板張りが新しく、北側塀は石積みの上に立てられている。
屋根瓦、焼杉板、表門や塀など全体的に改修はされているが、しっかりと古民家の特徴を残しつつ改修されている。
八尾きらり第22号(前田邸)

戦前の近代和風建築だが、太子堂村の奈良街道沿いにあり、周辺に残る民家と一体となった歴史的景観を形成する良好な建物である。
八尾きらり第23号(シャルキュトリー・ロシニョール)

主屋はつし2階風で入母屋造・平入・桟瓦葺き。周囲に下屋をまわし、正面に式台形式の玄関を張り出している。外観を覆うように増設されたパラペット部分は、以前作業場として使用されていたときの名残りである。
八尾きらり第24号(谷原邸)

八尾きらり第25号(梅田邸)

主屋は片入母屋造・瓦葺きで、平側に下屋をつける。つし2階のような形で、開口部は虫籠窓様。東妻には平屋の倉庫が接続し、西妻には切妻造・桟瓦葺きの平屋が増築されている。
八尾きらり第26号(藤本邸)

主屋の漆喰壁や屋根、塀の漆喰や焼杉及び瓦など保存状態が良く、伝統的な意匠を残しながら改修されているので、街道沿いの屋敷の雰囲気を残している。
八尾きらり第27号(塚口邸)

主屋は入母屋造で周囲に下屋をまわす。北側平面の背の低い2階部分に虫籠窓がついている。黒色の壁に腰板張り。主屋の西側には新しい茶室が増築されている。主屋の北に続く納屋も黒壁に板張りで仕上げられ、統一感のある外観となっている。
八尾きらり第28号(寺内邸)

主屋は入母屋造・桟瓦葺き・南入り。周囲に下屋をまわす。長屋門は、潜戸付き大戸に格子戸が立ち、出格子窓がつく。3つの土蔵の外壁は漆喰塗と腰板張りで仕上げられているが、敷地南東巽蔵のみ舟板が用いられている。
八尾きらり第29号(内山邸)

八尾きらり第30号(森田邸)

主屋はつし2階建、切妻造・平入、瓦葺き。大棟の東側が落棟になっている。木戸を含め、東側の塀は改修されているが、敷地全体や周辺のまちなみとの調和がうかがえる。
八尾きらり第31号(越前文光堂)

明治後期から昭和初期に地区内で多く建てられた総2階タイプの町家。平入で屋根は桟瓦葺き。2階部分は窓や袖うだつなど、当初の形を留めつつ、金属製の山型の格子をアクセントとしている。1階は開口部に鋼製のサッシが入れられ、腰壁は石調になっている。
八尾きらり第32号(竹田邸)

外壁は漆喰風になっており、虫籠窓や軒裏の状態もよく、塀や門屋ともの漆喰・焼杉の状態も良好である。
八尾きらり第33号(岡井邸)

久宝寺寺内町の東端にあって、近代和風建築の典型で戦前の建築とみられるが、土蔵を含めたコンパクトな前面の外観は寺内町の歴史的景観に寄与している。
八尾きらり第34号(山田邸)

久宝寺寺内町の西南端にあって、総二階で戦前の建築とみられるが、その外観は寺内町の歴史的景観に寄与している。
八尾きらり第35号(𠮷川邸)

塀、蔵の漆喰、腰板の焼杉など全体的に保存状態がよく、大塀造の町家の特徴をよく残している。
八尾きらり第36号(辻井邸)

八尾きらり第37号(清水邸)

八尾きらり第38号(安井邸)

八尾きらり第39号(辻田邸)

重厚な大和棟(トタン張り)と板塀、土蔵で形成された歴史的景観は、対面や近隣にある民家や寺院と一体となって、万願寺村の歴史的景観の保持に寄与している。
八尾きらり第40号(大水路長屋)

3戸の長屋となっており、それぞれ大水路に通路橋を架ける。
切妻造・桟瓦葺き。正面には下屋がつき、裏手には増築部分や庭が続く。外壁は金属製の折板やトタンでサイディングされている。
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