ユニバーサルデザインとは

ページID1008976  更新日 令和7年1月30日

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直訳をすると『すべての人の為に、デザインすること』となります。"すべての人"とは『子どもからお年寄り・男の人と女の人・障害の有無・右利きの人左利きの人・外国の人そして怪我をした人・妊娠した人・乳幼児連れの人・大きい荷物を持った人など』のことをいいます。

それら『すべての人が利用しやすいように環境・建物・施設・製品などをデザインする』という考え方です。

そして、これらを具体的に進める為のものとして、アメリカの建築家であり工業デザイナーでもあった故ロナルド・メイス氏らによってUDの7原則が提案されました。

イラスト:男性、車いすのおばあさん、おじいさん、女性

UDの7原則とは

  • 原則1:誰にでも公平に利用できること(公平さ)
    0歳からの誰でもが公平に利用できる環境を作る。
  • 原則2:使う上で自由度が高いこと(柔軟さ)
    誰でも使いやすく対応してくれるデザイン。例えば、ふろしき。どのような形のものも包めるし、何にでも対応ができます。
  • 原則3:使い方が簡単ですぐわかること(単純さ)
    簡単で分かりやすいデザイン。例えば、文字で説明することを絵を使って説明する。
  • 原則4:必要な情報がすぐに理解できること(わかりやすさ)
    感覚的なこと。五感に伝わるデザイン。例えば、テレホンカードは『くぼみ』を探せば、表と裏そして500円か1000円かがわかります。
  • 原則5:うっかりミスや危険につながらないデザインであること(安心さ)
    安全で事故を未然に防ぐこと。例えば、薬などで誤って飲むことを防ぐための表示。
  • 原則6:無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること(省力さ)
    労力が少なくて疲れないデザイン。例えば自動ドア。
  • 原則7:アクセス(接近)しやすいスペースと大きさを確保すること(快適さ)
    快適なこと。大きさや空間が十分で使いやすいこと。例えば、入口を大きくして通りやすくする。

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