関西大学との包括連携協定
包括連携協定の締結について
協定の概要
1.協定目的
平成17年12月、八尾市と関西大学は、福祉、教育、文化、産業、まちづくり等の分野において、連携を積極的に推進し、双方の発展と充実に寄与するため、包括連携協定を締結しました。
2.協定項目
- 双方の歴史的・文化的資源の活用に関すること
- 双方の知的・人的資源の活用に関すること
- 双方が協力して行う事業の推進及び支援に関すること
- その他前条の目的を達成するため、必要な事項に関すること
連携取り組み事例
安中新田会所跡旧植田家住宅の文化遺産に関する共同調査・研究を実施し、研究冊子を発刊
歴史遺産を活かしたまちづくりを目指す本市と、地域との共生を目指す同大学が、旧植田家所蔵資料に係る調査・研究を共同で実施することにより、歴史・文化遺産の分野において、連携を推進しました。
平成18年度から3年間にわたる調査の結果、古文書・書画・陶磁器・生活民具など約4万点にのぼる貴重な資料から、江戸時代から昭和にかけての植田家のなりわいや暮らしぶりが明らかになりました。
平成20年度には、古文書を除く資料の調査概要をまとめて、『植田家を語るものたち-安中新田会所跡旧植田家住宅の文化遺産-』を刊行しました。
安中新田会所跡旧植田家住宅は、指定文化財となっており、整備復元した住宅と資料の公開によって、多くの方に本市の歴史・文化遺産を知っていただく機会となりました。

(書籍:植田家を語るものたちより転載)
八尾市史編纂のための共同調査・研究
本市が進めている新版八尾市史の編集や刊行において、編纂委員として、また監修や執筆を担当いただくなど、同大学には多大なご協力をいただいています。
また、『新版八尾市史 近世史料編1 古文書で学ぶ江戸時代の八尾』(下写真)は、八尾寺内をはじめとする60余りの村があり、現在の八尾市の基礎なった江戸時代の人々の生活が記されています。本書の作成に際して同大学図書館が所蔵する古文書をお借りしました。

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